【麺グルメ】蒸し暑い季節到来で人気の“創作そば”初夏に食べたい静岡の進化系そばの魅力と秘密に迫る
静岡県内でも汗ばむような暑い日が増え、“冷たい麺”が恋しい季節となりました。そんな今こそ食べたい、驚きとおいしさが詰まった、静岡の『進化系そば』が注目を集めています。
冷たいそばといえば、定番のシンプルな“ざるそば”も人気ですが、トマトに、大葉さらにはカキまで!?彩りも豊かな様々な旬の食材を掛け合わせた“創作そば”が、続々と登場しているんです。
(店主)
「変わりそばを見て、それを食べに来てくれてる人って結構多いですね」
「何か新しいものがあれば提供している」
しかも、見た目は華やか、味はさっぱり。女性や若い世代からも人気を集めています。
(客)
「おいしい」
(客)
「イタリアンみたいな感じで、おいしいです!」
(佐藤 優里 アナウンサー)
「おいしい」
しかし、なぜ、今、“創作そば”が人気なのでしょうか?今回は初夏に食べたい静岡の進化系そばを大調査。その魅力と人気の秘密に迫ります。
まず訪れたのは、静岡駅北口から徒歩圏内の「手打ちそば やお源」。
昔ながらの手打ちそばに加え、季節感あふれる創作そばでも注目されている人気店です。
(手打ちそば やお源 土切 康弘さん)
「在来種というそばの実を使っているんですけど、それを毎日、自家製粉でここで挽いて手打ちしているという感じ」
在来種は香りが強く、味わい深いのが特徴です。そんなこちらの店の看板メニューが「やお源おろし」。店オリジナルの、シラスと青のりのかき揚げが乗ったボリューム満点の一品です。香ばしい揚げたてのかき揚げに、大根おろしで後味はさっぱり。暑い日でも食べやすくなっています。
そして、この夏特におすすめだというのが、ミョウガとしそ、そしてトマトを合わせた、この時期限定の冷たい創作そば。見た目も鮮やかで、暑い日でもするすると食べられる一杯です。
(佐藤 優里 アナウンサー)
「爽やか!しそと茗荷の鼻に抜ける香りが、ものすごく夏らしいです。トマトのつけ汁もコクがあるのに、まったく重くない」
トマトの酸味に、ミョウガとしその香りがアクセントになった初夏にぴったりの一品です。ところで、なぜそばにトマトを組み合わせたのでしょうか?
(手打ちそば やお源 土切 康弘さん)
「最近暑いじゃないですか。なので爽やかなものをと思って組み合わせてみた」
暑い季節でも食べやすい味を追求した結果、この創作そばが誕生したのです。さらに使用する食材へのこだわりも。
(手打ちそば やお源 土切 康弘さん)
「地元の食材をなるべく使いたいという思いがあって、静岡が好きなんで。なおかつそういうものを使えたら喜んでもらえるかなと思って、なるべく使うようにしています」
地元の食材で作ることで、鮮度も味もより良くなるといいます。
(手打ちそば やお源 土切 康弘さん)
「新鮮じゃないですか…地元のは。なのでやっぱり単純においしいと思いますね」
そんなこだわりが詰まった創作そばを目当てに訪れる人も多いそうで…。
(手打ちそば やお源 土切 康弘さん)
「変わりそばを見て、それを食べに来てくれてる人って結構多いですね」
見た目の華やかさや意外性もあり、幅広い世代に人気だといいます。
さらに夜は、「蕎麦前セット」もおすすめ。酒と料理を楽しんで、最後にそばで締める。夏の夜にうれしい“大人のそば時間”も楽しめます。
続いては、静岡市安西におととしオープンした「そば田毎」。ここのそばの配合は、珍しい“三七そば”にこだわっていて、のどごしを重視しているといいます。
そして、店内を見てみると、見慣れないメニューがずらり。オリーブそばや、カツカレーそばなど、普通のそばのイメージを覆すような創作そばが並びます。
(そば田毎 峰島 一郎さん)
「最初はどうかなって思ったけど、それをやって“おいしいな”って思ってくれている人はいるようです」
そんなこちらの看板メニューが、ごまの風味が香る「田毎」。冷たいつけ汁に付けて食べるスタイルで、香ばしいごまの香りがふわっと広がります。
(そば田毎 峰島 一郎さん)
「健康的ですし、ゴマを何かアレンジして使えないかということで、田毎そばがスタートしています」
3種類のごまをブレンドして、さらに隠し味を加えているというつけ汁。一見、ゴマが多すぎ!?と思ってしましますが、これが食べるとクセになるおいしさでリピーターも多いといいます。
(客)
「毎週来ています。ちょっと変わってたもので。おいしい」
(客)
「オーソドックスだけじゃなく扱っているのがおもしろくて」
創作そばのなかでも特に人気だというのが「カキオリーブそば」。
(そば田毎 峰島 一郎さん)
「熱処理をしたカキをオリーブオイルに漬け込んだものを、普通のそばつゆの上にかけて作ってある。これがイチオシ」
広島県産の大ぶりの牡蠣が2つものった贅沢な一品。和のつゆに牡蠣のコク、さらにオリーブオイルの香りが加わり、和と洋が重なる、新感覚の味わいです。
そして、5月からスタートした「しそオリーブそば」も、この夏イチオシのメニューです。
(客)
「そばつゆの中にガーリックの風味、オリーブと一緒に入っているので、夏に合わせた仕様なのか、シソでさっぱり度が増していておいしい」
(客)
「イタリアンみたいな感じで(そばと)合ってておいしい」
ガーリックで食欲を刺激しつつ、大葉で後味はさっぱり。暑い季節にぴったりの組み合わせです。
では、なぜ今、静岡で創作そばが人気なのでしょうか?
(そば田毎 峰島 一郎さん)
「創作そばに関しては、今SNSだとかが普及しているので、わりと若い世代の人とかが遠方から来られたり…」
SNSで写真を見て来店する人も多く、遠方から訪れる若い世代も増えているといいます。
(そば田毎 峰島 一郎さん)
「何か新しいものがあれば、何かを極めるというよりは、みなさんが“これおいしいんじゃないかな”と思うようなものを提供するスタンスでやっております」
暑い季節でも、さっぱり食べられて、見た目も華やか。みなさんも、ことしの夏は冷たい“創作そば”で、涼しくおいしく乗り切ってみてはいかがでしょうか。
