国連・安全保障理事会で発言するグテーレス事務総長(2026年5月26日)

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ロシアがウクライナの首都キーウに対し、「組織的な攻撃」を始めると警告したことについて、国連のグテーレス事務総長は26日、「深い懸念」を表明しました。

国連 グテーレス事務総長
「ロシアが、キーウにあるウクライナの軍事産業や意思決定の中枢、司令部に継続的・組織的な攻撃を行うとした発表を深く懸念している」

国連のグテーレス事務総長は26日の安全保障理事会で、ロシアによるキーウへの「組織的な攻撃」の宣言に深い懸念を表明しました。

ロシア側は25日、実効支配地域にある学生寮が攻撃されたことに報復するとして、駐在する外国政府の職員などにキーウから離れるよう警告しています。この警告を受けヨーロッパではウクライナへ連帯を示す動きが広がっています。

AP通信などによりますと、EU=ヨーロッパ連合やフランス、ポーランドの現地の代表が「キーウを離れるつもりはない」と表明したほか、ノルウェーやスウェーデンなどはそれぞれのロシア大使を呼び出して抗議しました。

今回、ロシア側は標的のひとつに「意思決定の中枢」をあげていますが、AP通信によりますと、ロシア議会の議員は26日、ウクライナ議会や大統領府は標的に含まれていないと説明しました。アメリカの「戦争研究所」は、こうした説明について「一部のロシア当局者がキーウへの脅しをトーンダウンさせているようだ」と指摘しています。