イラつきヒートアップ(C)共同通信社

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 週刊文春が報じた疑惑の「中傷動画」について、26日の参院内閣委員会で、高市首相があらためて追及される場面があった。

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 質問されたのは、18日配信のインターネット番組で、動画を作成した男性が高市首相の地元秘書とオンライン上でやりとりしていたと証言したことだ。文春も両者が交わした67通ものSNSの証拠を続報している。

■立憲民主党議員にブチ切れ

 内閣委での高市首相の答弁について、新聞・テレビは<首相は男性と秘書との接点について「記録はない」と述べた><「週刊誌の記事内容は確認できなかった」と否定した>などサラリと伝えていた。だが実際は、6分程度の質疑ながら、高市首相はイラついてヒートアップし、「逆ギレ」の連発だった。質問したのは立憲民主党の杉尾秀哉議員。

「男性と秘書がオンライン会議をしたのか、していないと断言できるのか」と繰り返し問われると高市首相はこう答弁した。

「インターネット上の莫大な数のやりとりがあった中で、ひとつひとつを確認することは困難ですが、週刊誌の記事にあった内容は確認できないということです」

 ネットのやりとりを詳細に確認できないのに、なぜ記事内容については「ない」と断言できるのか不思議だ。

 そして、極めつきは杉尾氏のこの質問だ。

「『初当選以来、他候補を攻撃したり、人格攻撃をしたりしたことがない』と答弁している。自らの哲学に反することを、見ず知らずの人にされて、怒らないでそのままっておかしくないですか」

 ここで高市首相は完全にブチ切れ。「総裁選期間中、たくさんのオンライン会議をやりました。(中略)オンラインを誰とやったか、こんな記録・記憶があるわけないじゃないですか」と、杉尾氏の制止を振り切ってまくしたてたのだ。論点ずらしの“ご飯論法”で、杉尾氏は「なんで怒らないのか聞いている」と反発。「首相辞任どころか、議員辞職にもつながりかねない重大な問題だ」と突きつけていた。

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 メンツにこだわり、言い訳、屁理屈をこねる──。5月20日の党首討論では高市首相らしさが炸裂していた。関連記事【もっと読む】『国会答弁イヤイヤが見え見え…高市首相が党首討論で「サナエらしさ」全開“屁理屈”反論のア然』でも詳しく報じている。