ル・アーブルの主力として活躍した瀬古。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部

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 ワールドカップのメンバー発表は、どんな選手であれ、多少は緊張するものではないだろうか。当落線上の選手であれば、なおさらだ。

 例えば、ブラジル代表のFWネイマールやスペイン代表のMFガビなどは、自分の名前が呼ばれると喜びを爆発させた。4年に一度のビッグトーナメントに出場できるかどうかは、フットボーラーのキャリアを左右するのだと、改めて実感させられた。

 そんななか、驚きのコメントを残したのが、日本代表DFの瀬古歩夢だ。5月26日の取材で、発表時の状況を聞かれ、なんと「寝ていました」と答えたのだ。

 起きた後、LINEのメッセージなどで選出を知ったという。「朝起きるの苦手」というのも理由のひとつだが、こんな思いもあった。

「もう自分はやり尽くした感があったので、選ばれなかったらしゃあないなっていう気持ちだった。そこは気にしても意味ないなと」
 
 まさに人事を尽くして天命を待つ。そうして初めてW杯の切符を掴んだ25歳のCBは、「やっぱり非常に嬉しいし、日本の誇りを持って戦わないといけないなというのを改めて感じさせられました」と気を引き締めた。

 落ちたらしゃあない――。

 ひょうひょうとそう語る瀬古のメンタルは、ワールドカップという大舞台でも活きるのではないだろうか。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部

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