KNB北日本放送

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国土交通省は、黒部市から朝日町にかけての海岸を、高潮による浸水のおそれをより高い精度で予測する「高潮予報海岸」に指定します。全国で初めての指定で、富山湾特有の高波「寄り回り波」などによる浸水被害からの的確な避難判断につなげたいとしています。

「高潮予報海岸」に指定されるのは、片貝川の河口から新潟県境までの海岸で、黒部市と入善町、朝日町にまたがる「下新川海岸」です。今回の指定は、2008年に富山湾特有の高波「寄り回り波」により県東部を中心に大きな被害が出るなど、これまでに多くの浸水被害が発生していることから行われました。

今月29日からは「防災気象情報」の仕組みがこれまでと大きく変わり5段階の警戒レベルに区分されます。高潮に関しては「潮位予測」により警報などが出されますが、今回「高潮予報海岸」に指定される「下新川海岸」では、「潮位予測」のほか、海岸の地形などを考慮した「波の打ち上げ高」を反映し、より精度の高い予報や警報を出すとしています。国土交通省は「この指定によって富山湾特有の高波による浸水被害からの的確な避難判断につなげたい」としています。