事前充電は不要。水や塩水で「その場で作れる」コンパクト発電機の実力
こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。
防災グッズをちゃんと揃えているのに、どこかスッキリしない感覚がありました。停電したら、このモバイルバッテリーを充電する電気は、いったいどこから来るんだろう……。
そんな疑問を解消してくれそうなのが、お弁当箱ほどのサイズ感の「ELECTROLYTE BATTERY」です。このコンパクトな箱が、電解液で動き続ける発電機になると聞き、その実力を確かめてみました。
弁当箱サイズの「持ち運べる安心」
「ELECTROLYTE BATTERY」の実物は、まさに弁当箱サイズ。発電用のパウダー(水酸化カリウム)を含めても、防災リュックの隙間にスッと入りますし、避難時にも負担になりません。
このサイズ感で、最大120時間(5日間)も発電し続ける(※3W LED出力時。メーカー実施のLEDランプ放電試験等に基づきます)というのは、技術の進歩を感じます。
科学の実験のようなワクワク感
さっそく、同梱のパウダーで発電を試してみました。こちらに水道水を混ぜて電解液を作り、バッテリー内に注ぎ込む。この作業には化学の実験みたいなワクワク感があって、かなり楽しかったです。
※安全のため、電解質パウダーを取り扱う際は、念のためゴム手袋、保護メガネを着用してください。電解パウダー、電解液には直接触れないよう注意が必要です。
初めに200mlだけ入れて10分放置するよう指示があります。アルミ合金表面の被膜を除去するための工程らしいのですが、スイッチが入っていたらしくLEDがすぐに点灯。
コンセントに繋いでいないはずの箱からパッと明かりが灯った瞬間は、新鮮な驚きがありました。
想像を超えていた、デバイスの蘇生スピード
実際にスマホやタブレットを繋いでみると、その給電能力は想像以上に実用的。
USB Type-A: スマホを40分充電して0%から29%へ。
USB Type-C: 30分追加しただけで50%まで回復。
同時充電: スマホを繋ぎながら、Type-Cで小型タブレットを充電したところ、30分で30%から39%まで充電。
「塩水で少しずつ……」というイメージを覆すスピード感。これなら家族のスマホを順番に回して、連絡手段を確保し続けることも現実的です。
※接続機器や環境により出力は変動します。
運用で知っておきたい、いくつかのこと
「ELECTROLYTE BATTERY」は専用パウダーで最大のパワーを発揮しますが、緊急時は家にある塩や醤油でも代用可能です。
いざという時、安全にこのプロダクトの実力を発揮させるために、いくつか注意すべきポイントもあります。この点はしっかり押さえておきましょう。
こまめなケアが効率を呼ぶ: 4〜6時間ごとに状態を確認し、必要に応じて水を足してあげると発電効率が安定します。
塩や醤油を使ったあとのメンテ: 塩水や醤油で発電したあとは、内部に塩分や食品成分が残ると腐食や目詰まりの原因になります。使用後は念入りに洗浄し、乾燥させるメンテナンスが不可欠です。
設置はまっすぐに: 反応で発生するガスを逃がす穴があるため、液漏れを防ぐためにも水平な場所で垂直に立てて使うのが基本です(※使用中に発生する微量の水素ガスは、人体に影響のない範囲であるとメーカーより説明されています)。
日常使いは非推奨: 本製品はアルミニウム電極板を消耗して発電する非常用の電源です。日常の給電にはコンセントや通常のモバイルバッテリーの方が効率的で、電極板の消耗を抑えるためにも、普段使いはおすすめしません。
もしものときに備えて、本当に持っておくべきは「その場で作れる電気」かもしれません。停電したとき、たとえバッテリーの残量がなくても自分の手で解決できる安心感。防災リュックの奥にパウダーと一緒に忍ばせておけば心強い備えになるはずです。
「ELECTROLYTE BATTERY」についてのより詳しい情報は、以下リンクより要チェックです。

>>停電や災害時も安心。塩と水で最大約5日間発電する充電不要バッテリー
Photo: 山田洋路
Source: machi-ya
本記事制作にあたり、Brownie shopより製品の貸し出しを受けております。
