火雷はホロ苦デビュー 相手のうっちゃりに屈し黒星発進「詰めが甘かった」
◇大相撲夏場所2日目(2026年5月11日 東京・両国国技館)
日体大出身で、幕下最下位格付け出しで初土俵を踏んだ火雷(ほのいかづち、22=雷部屋)は昂輝(湊部屋)にうっちゃりで敗れ、初陣を飾ることはできなかった。
本名はリ・ビル・クリストファー。昨年の国民スポーツ大会準優勝などの実績を引っさげ角界入り。しこ名は自らが希望し、日本書紀などに登場する火の神から取った。
1メートル90、163キロの恵まれた体を生かし、この日も右を差して一気に前に出た。最後は体を預けて寄り倒したかに見えたが、土俵際で回り込んだ相手の投げに振られ左足が先に土俵を割ってしまった。
痛恨の敗戦に花道では悔しそうな表情。「勝ったかなと思ったが、足が出てしまった。落ち着いて取れたが、詰めが甘かった。情けないですね」。プロ初戦で所作なども勉強して臨んだが、プロの厳しさを体感することになった。
大学の先輩で目標にする横綱・大の里も3年前の夏場所でのデビュー戦は黒星だった。「きょうの負けも勉強になった。これからまた頑張ります」と前を向いた。
