今季ここまで全試合に先発している古賀。写真:永島裕基

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 連敗を6で止めた。

 柏レイソルは5月10日、J1百年構想リーグの地域リーグラウンドEAST第16節で、川崎フロンターレとホームで対戦。73分に細谷真大のヘッド弾で先制し、そのまま1−0で勝利した。

 ようやくトンネルを抜け出した。キャプテンマークを巻いた古賀太陽は「状況が状況だったので、とにかく勝てたことが1番」と7試合ぶりの白星を前向きに受け止めた。一方で、内容面には課題が残ったと振り返った。

「冷静に90分を振り返った時、『自分たちのやりたいゲームを90分通してやれていたか』と言われると、そうではなかった。前半は特に押し込まれる展開が続いていたので、守備の仕方とかは、整理しないといけない部分が多いと改めて感じた」

 昨季は王者の鹿島アントラーズと優勝争いを繰り広げ、2位と躍進した柏だが、今季はなかなか波に乗れず、今節終了時点で最下位の1つ上の9位。27歳のDFは苦戦の要因をこう分析した。
 
「去年を成功例とした場合、攻守両面で少しずつ違いが生まれてしまっているシーズンだとは思う。守備はハイプレスに行くのが自分たちのスタイルではあったけど、そこの細かい部分の整理は突き詰める必要があると、今シーズンが始まってから感じている。実際に自分たちからバランスを崩して守備をしている形になっているので、そこは去年と比較した時に、もっと整理していかないといけない。

 攻撃も、ビルアップの面で誰が出ても同じようなパフォーマンスができるような積み上げをしないといけない。最後のフィニッシュの質も、今年は簡単なロストが多かったり、質が伴っていないシーンは多く見受けられると思う」

 次は16日に横浜F・マリノスと敵地で相まみえる。古賀は「結果的に見ると『勝てたから良かった』と言えるかもしれないけど、実際に中身を見た時に結果と内容が比例していない部分もあるので、まだまだ突き詰めないといけない」と気を引き締めた。

取材・文●保坂悠輝(サッカーダイジェストWeb編集部)

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