佐久間朱莉が反面教師にしたい亡き師匠の“内弁慶”…国内無双も海を渡ればからっきし
約束を果たせるか。
【ジャンボが言ったこと】プロ野球をやめて習志野にきたジャンボは「独身」と偽っていた
国内女子ゴルフの今季公式戦の初戦「ワールド・サロンパス・カップ」(茨城GC西C)が7日に開幕した。注目のひとりが佐久間朱莉(22)だ。
昨季は初の年間女王に輝き、今季も8戦して優勝1回、2位3回、3位1回。ポイントランキング1位を譲っていない。そんな好調の選手も、2週前に行なわれた海外メジャーのシェブロン選手権は予選で姿を消した。
佐久間の海外メジャー初挑戦は2024年の全英女子オープン。聖地の「セント・アンドリュース オールドコース」で60位。昨年の全英は決勝へ進めず、海外では自分のゴルフがまったくできていない。
ツアー関係者が言う。
「佐久間は昨季、初優勝から4勝を挙げる大躍進をみせた。成長著しい年間女王は、先のシェブロンでは上位争いも期待されながら予選落ちでした。国内ツアーからポイントランク2位の資格で出場した神谷そら(23)は、4日間プレーしてイーブンパー38位でしたから、悔しかったと思います。気になるのは海外のスコアです。これまで8ラウンドして1度もアンダー(パー)で回っていない。海外メジャーの難コースでは苦戦が続いている。6月4日開幕の全米女子オープンの舞台は名門リビエラCC。そもそも難易度が高いコースは、グリーンを硬くするのでラフが短くても、弾道が低い佐久間はここでも厳しい戦いになりそうです」
12月に他界した佐久間の師匠だった「ジャンボ」こと尾崎将司氏は、国内112勝で賞金王12回を誇った。圧倒的な強さでファンの期待に応えたものの、海外メジャーは49回も出場しながら、ベスト10入りは3回。5位以内は1度もなく、海外ではまったくの別人だった。
「今は日本の女子選手が海外メジャーで勝つことは珍しいことではない。身長が153センチの古江(彩佳)も勝ちましたからね。155センチの佐久間は、それを敗戦理由にできない。国内で好成績を残しても、ジャンボのように海外でからっきしならファンはがっかりするし、本人も辛い。とはいえ、海外の前に、今週は手にしたことがない国内メジャーのタイトルを全力で取りにいくでしょう」(前出・関係者)
佐久間は生前の師匠と国内のメジャー優勝を約束したという。
前日のプロアマ戦を腰痛のため9ホールで棄権した佐久間は「メジャーを勝ちたいという思いで開幕を迎える。最近は大会初日が悪いので、初日からいいプレーができたらいいなと思います」と語っていた。
全米女子オープン挑戦の前に、師匠へ吉報を届けたい。
