3頭併せで追い切るロデオドライブ(中央)=撮影・持木克友

写真拡大

 「NHKマイルC・G1」(10日、東京)

 首差で無傷3連勝は逃したが、ニュージーランドT2着で権利を獲得したロデオドライブが6日、3歳マイル王の座へ向けて美浦Wで3頭併せを行った。初コンタクトとなったレーンを背に、道中は折り合い良くコントロールを利かせ、直線も余力十分の伸び脚を披露。鞍上、辻師ともに納得の動きで大舞台への準備を進めた。

 ロデオドライブは初コンビのレーンを背に美浦Wへ。道中は3頭併せの真ん中で鞍上がしっかりと我慢を利かせた。直線ではダイナミックなフォームを繰り出し、後方の僚馬を待つ余裕すら見せて、楽な手応えのままハイテイラオユエ(3歳未勝利)と併入、ブランフォルテ(4歳障害未勝利)には1馬身先着。6F82秒0−37秒7−11秒7を計時した。

 ◆レーン騎手      

 −初コンタクトの感触は。

 「精神的に落ち着いているし、メンタルの部分はいい。最後のゴール手前でもまだ余裕があったし、全体的な動きとしても良かった」

 −レース初騎乗で気をつける点は。

 「初騎乗でも、何回も乗っている馬でも、やることは一緒。その馬のベストの能力を見せることが勝つためには大事ですからね」

 −左回りは初めて。

 「けさは左回りだったけど、特に気になるところはなかった。折り合いも問題なく、全体的にコントロールは利いていた」

 −最後に意気込みを。

 「追い切りで具合の良さを感じ取れた。このままのコンディションをキープして日曜の競馬に向かうことが一番。レースでもいい結果を残せるように頑張ります」

 ◆辻哲秀調教師    

 −追い切りの印象は。

 「3頭併せの真ん中でしまいの反応を確かめてもらう予定。少し後ろの馬を待つ形になったが、前の馬にしっかり取りついて気分良さそうに走れていたので、状態は悪くないのかなと感じました」

 −前走からの変化は。

 「前走後に少し疲れがあるかなと思ったので、先週は少しセーブするような調教内容。今週はしっかり状態が上がっていると感じました」

 −東京は初。

 「右回りより左回りの方がいい。ストライドの大きい馬なので、小回りコースよりは広いコースに変わる方が走りやすい。ただ、コース自体は初めてなので何とも言えないのが正直な気持ちですね」

 −レーンとは初コンビになる。

 「馬の癖を伝えて、それをしっかり感じ取ってもらった。調教後もコミュニケーションを取れたので、あとはジョッキーに任せるだけかなと」

 −最後に意気込みを。

 「キャリアも浅く、伸びしろがあるなかでの挑戦。まだ危うい部分とかを残しながらの調整ですが、力を発揮できるように持って行ければ」

 【調教診断】ラスト1F11秒2をマークした2走前の1週前追いが秀逸だった。それを基準にすると前走時の最終追いは同12秒4で、やや物足りなかったか。今回は同11秒7。スタート直後に力んだ分、しまいの時計は少し要したものの、手応えは余力十分だった。前走時より確実に良化し、動きの迫力もだいぶ戻ってきた。辻師が「広いコース向き」と話すように、完歩の大きいストライド走法。府中の長い直線で、さらにパフォーマンスを上げてきても不思議はない。