「思ってた出産と違う」出産の時、夫・ビビる大木に自分の曲「Believe」をかけられて…元Folder5・AKINAが語る“こんなはずじゃなかった”出産体験
〈「私とよかったら結婚してくれませんか?」必死の告白にビビる大木が返した言葉は…11歳年下の妻・AKINAが明かす、ニューヨークで決行した“プロポーズ大作戦”〉から続く
安室奈美恵やSPEEDを輩出した沖縄アクターズスクール出身のAKINA。三浦大知や満島ひかりとともに「Folder」のメンバーとしてデビューし、現在も歌手・俳優として活動を続ける。プライベートでは、お笑い芸人のビビる大木との間に2児をもうけた母でもある。
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そんなAKINAさんに出産時にFolder5の曲をかけられキレたエピソード、さらに「結婚してからの方が大木さんが好き」と夫婦愛の伝わるお話などを聞いた。(全5回の5回目/最初から読む)

AKINAさん ©佐藤亘/文藝春秋
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「結婚してからの方が大木さんが好き」
――素敵だなと思うんですが、AKINAさんは結婚してからの方が大木さんが好きだと公言されていますね。
AKINAさん(以下、AKINA) 私は年々好きですね。向こうは分かりませんけど(笑)。
――結婚して改めてわかった大木さんの魅力ってどこでしょうか。
AKINA さすがだなと思うのは、排水溝であったり見えないところを掃除してくれるんですよ。ほかにも夜に新聞をまとめて捨ててくれていたり。私の気づかない、そういう家事の裏のことをやってくれるのはさすがだなと思います。
――逆に夫婦で喧嘩はあるんですか?
AKINA 喧嘩にはならないですね。大木さんは私が何を言っているか分からないみたいで、喧嘩になれないというか(笑)。
――大木さんは出演される「ラヴィット!」の大木劇団であったり、不思議な笑いで時にすべることもありますが、芸人ビビる大木をAKINAさんはどう見ているんでしょうか。
AKINA 私は一番面白い芸人さんだと思っています。お家の中で大木さんは年々面白くて。もう本当にいつも爆笑です。テレビを見ていても、家にいても、私はもう1日に何回笑っているだろうというぐらい大木さんで爆笑してしまっています。でも娘はいつも「全然面白くない」って言ってるんですけど(笑)。
出産のときになぜかFolder5の曲をかけられ…
――いい話ですね。2015年にはお二人の間に、第一子となる女の子が生まれました。出産の際に大木さんが「Folder5」の曲を流したら、AKINAさんに相当怒られたそうですね。
AKINA もともと出産の際には「バースプラン」というのがあって、音楽はこれがいいとか事前に決めていたんです。ただ、私は前置胎盤になってしまい、クリニックから大きな病院に移ることになって、バースプランが全部叶わなくなっちゃったんですよ。
出産の際も音楽はエンヤみたいなヒーリングミュージックをかけてほしかったんです。でも大木さんが私がリラックスできると思ったのか、Folder5の「Believe」をかけてしまって。あの曲ってめっちゃガンガンなビートじゃないですか? 大木さんのお母さんも「これ誰の曲?」「あ、AKINAちゃんの曲だよ」「え、何、もっと聴きたいもっと聴きたい」となってしまって(笑)。
私はもう陣痛も来てるし、怖いし、痛いし、ヒーリングミュージックのはずが自分の曲になってしまって「思ってた出産と違う」と思いながら出産しました。いや、あれは大変でした(苦笑)。
――お子さんは現在10歳。AKINAさんがアクターズスクールに入った年と同じぐらいです。
AKINA 私の10歳の時とは違って大人びてるんですよ。今ダンスレッスンに通っているんですけど、それを見て娘も「私もやりたい」といって通っています。
芸能界に興味を持つ娘に対する想い
――お子さんに芸能界に入ってほしいという思いはありますか。
AKINA うーん、どうなんですかね。私も大木さんもこの業界にいて、いい時も悪い時も見てきているから。食べていくとなると大変な世界なので。芸能だけで生きていけるのって本当にひと握りの人じゃないですか。親としてはすごく心配になりますね。
――大木さんは娘さんに対してどう言ってるんですか。
AKINA 色々ありますが、「学校の宿題はちゃんとやりなさい」とは言っています。「それは先生との約束だし、大人になったら宿題を探さなきゃいけないんだから」って。
――2024年11月には第二子も誕生しました。
AKINA 今、1歳になります。9年ぶりの出産だったんですが、ただただ可愛いです。そして大きくなっていくのが寂しくて「このままでいて」と思ってます(笑)。ちょっとずつヨチヨチ歩きができるようになってきて「もう、ハイハイが見られなくなる」と寂しくなっています。
来年は芸能生活30周年、今後の活動は?
――子育ての一方、歌手としての活動を続けています。現在は歌だけでなく、サックス奏者としても活動されているそうですね。
AKINA サックスは2020年から取り組んでいます。サックスプレイヤーの中園亜美さんの演奏を見て「私もああいうふうにカッコいい人になりたい」と憧れて、中園さんにサックスを習い始めました。安室奈美恵さんに憧れて、アクターズスクールに入った時と同じです。全部憧れから始まってます。
今はライブで持ち歌をジャズ風にアレンジして演奏しています。私のライブに桑マン(桑野信義)さんがゲストにきてくれて一緒に演奏したこともあります。最近はステージで必ず演奏しているので、サックスを吹いていてもファンの方から驚かれないです。
――演技でも2025年に主演された映画「不死鳥の泉」でマドリード国際インディペンデント映画祭の最優秀女優賞を取りました。現在も縦型ショートドラマに出演されていますし、俳優としても精力的です。
AKINA 俳優としてもオーディションを受けています。10代20代は主役のオーディションを受けていたんですが、今はお母さん役のオーディションを受けていますし、全然違いますよね。お母さん役の話が来た時に、大木さんに「お母さん役が来たよ。なんかびっくりなんだけど」と話したら、「いや、リアルでお母さんだろう」って言われて「あ、確かに」となりました。気持ちは17だったので(笑)。
――最後に今後の活動について教えてください。
AKINA 来年は芸能生活30周年なので、歌やダンスもそうですけど、それをベースにお芝居も含めてやっていきたいなと思っています。
(徳重 龍徳)
