変わる博多どんたく「桟敷席」資材高騰で取りやめ 新たに「観覧席」と「まち歩きツアー」登場
「博多どんたく港まつり」は2日目、最終日も多くの人でにぎわいました。一方で、資材価格の高騰などを背景に変化した部分もあったようです。
■照屋芳樹記者
「どんたく2日目のパレードが始まりました。天候にも恵まれ、沿道にはたくさんの人が詰めかけています。」
「博多どんたく港まつり」は2日目の5月4日午後2時すぎから、福岡市の明治通りでパレードが始まりました。
■訪れた人
「伝統ある団体から近代的なショーまで、見ていても飽きず楽しい。」
「いろいろなチームがいて、すごく活気があるのが楽しみ。」
青空のもと、多くの人がどんたくを楽しんでいましたが、ことしは、ある変化がありました。
去年まではパレードを座って楽しめるよう、水上公園に有料の桟敷席400席が設けられていました。
ことしは桟敷席を設けず、これまでとは別の場所に、わずか30席の「観覧席」を用意しました。主催者によりますと、資材価格の高騰などで、去年は全体の運営費がおよそ150万円の赤字となったため、変更したということです。
主催者がことし、新たに打ち出したのが。
■中村安里記者
「今回のどんたくは街歩きが楽しめるということで、はっぴを着たボランティアの皆さんが案内しています。」
どんたくの「観覧席」に、街歩きを組み合わせたツアーです。参加費用は1人1000円というツアーに同行してみました。
■ガイド
「明治時代に贅沢禁止令が出た。松囃子、山笠が禁止されてさみしい思いをした。」
街歩きの達人と呼ばれるボランティアガイドと一緒に天神周辺の歴史などを学びながら1時間ほどめぐります。
博多どんたくの起源といわれる博多松囃子の稚児舞も見学しました。
さらに歩いて行くと。
■ガイド
「江戸時代、ここに高さ10メートル、長さ1000メートルの石垣があった。ここから福岡、武士と職人の街、用事がない人は入ってはいけません。そういう感じだった。」
ふだん何気なく歩く場所にまつわる歴史も教えてもらいました。
■参加者
「面白かった。いろんなイベントがあった。稚児の踊りも知らないし、流(ながれ)も知らなくて、説明してもらえてありがたかった。」
「ポイント、ポイントを押さえて、見どころを押さえて説明してくれて、非常にありがたかったです。」
ツアーの最後には「観覧席」で、およそ1時間、座ってパレードを楽しみます。
これを1日、3回転から4回転させるというもので、1回20人の定員に対し3倍ほどの応募がくる人気ぶりでした。
博多どんたく港まつりは、このあと午後5時50分からの「総おどり」でフィナーレを迎えます。
※FBS福岡放送めんたいワイド2026年5月4日午後5時すぎ放送
