空母艦載機部隊のFCLP=陸上模擬着艦訓練が5月7日から硫黄島で実施へ 防衛省が県と岩国市に伝える
去年9月、地元が反対する中、25年ぶりにアメリカ軍岩国基地で行われた空母艦載機部隊のFCLP。
防衛省は30日、FCLP=陸上模擬着艦訓練が5月7日から硫黄島で行われることを県と岩国市に伝えました。
岩国基地は、悪天候などで硫黄島が使えない場合の「予備施設」に指定されています。
FCLPはアメリカ軍岩国基地の空母艦載機部隊が例年、空母の出航を控えた5月に陸上の滑走路を甲板に見立ててタッチアンドゴーを繰り返す訓練です。
しかし、アメリカ軍は去年9月火山の噴火の影響で硫黄島が使用できないとしてアメリカ軍岩国基地でFCLPを実施。
岩国市などの地元自治体は「激しい騒音を伴うFCLPの岩国基地での実施は容認できない」という姿勢で、今月も「二度とFCLPを岩国基地で実施しないよう」防衛省に要請していました。
防衛省はきょうFCLPが5月7日から17日まで硫黄島で行われると県や岩国市に連絡。
ただ、悪天候などにより硫黄島が使えない場合の「予備施設」として岩国基地など4つの在日アメリカ軍基地が指定されています
岩国市や県は30日午後、アメリカ軍岩国基地や防衛省岩国防衛事務所を訪れ、FCLPを硫黄島で完了させることや今後、岩国基地を予備施設に指定しないことなどを改めて要請しました。
岩国市 村上武史 基地政策担当部長
「岩国基地でFCLPが実施される可能性が残されているということでそのことについては大変遺憾に思う」
アメリカ軍岩国基地は要請に対し「地元の懸念は十分理解している。 将来的にFCLPが馬毛島で安全に実施できるよう新しい施設の早期完成を心待ちにしている」と回答しています。
