「子連れ再婚はハードル高い?」4人のママとして奮闘する元おはガール・谷口紗耶香「包み隠さない家族の関係」
雑誌が全盛期の平成の時代に、ティーン誌を中心にカリスマ的存在だったモデルの谷口紗耶香さん。現在は4人のお子さんのママとして日々子どもたちと向き合っています。「まったく恋愛モードではなかった」というシングルマザー時代に現在のご主人に出会い、再婚。子連れの再婚はハードルが高いと感じる女性が多いなか、「主人と長女は出会った頃から今も、自然といい関係性を築けている」といいます。秘訣について伺いました。
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思春期と反抗期が一度に 4人育児に奮闘の今
── 25歳で長女を出産後、現在は2男2女、4人のお子さんに恵まれ賑やかに生活されているそうですね。
谷口さん:下の子たちふたりが5秒に1回ケンカしているような状態です(笑)。14歳の長女は塾や部活で忙しく、9歳の長男はスケボーにハマって練習に出かけていることが多いのですが、4人いるとみんなのスケジュール管理が大変です。
それに、思春期や反抗期がいっぺんに来ている状態で。いちばん下の次男は4歳で、朝起きた瞬間から抱っこ。「この靴じゃないと嫌!」とグズグズ。言葉が達者になった6歳の次女がああいえばこういうと論破してきて…。長男は私に対する言葉遣いや態度が反抗的になってきました。長女は思春期ではありますが、反抗期という感じではないですね。でも、仲がいいときはものすごく仲よしで、常に賑やかに楽しく過ごしています。
「もう二度と結婚なんてするもんか」から
── 20代で、結婚、出産、離婚を経験されました。シングルマザーとして長女を育てていた期間を経て、現在のご主人と再婚したそうですが、出会いのきっかけはなんでしたか。
谷口さん:今の主人とは知人を通して知り合いました。当時ギャルだった私が、ギャルの仲間同士で集まっていたのがきっかけです。離婚後は、他の相手を探そうなんてまったく考えていなくて。主人と出会った頃は、小さかった長女を抱えて、「もう二度と結婚なんてするもんか」と、まったく恋愛モードではありませんでした。自分から積極的に誰か相手を探そうという気持ちも、まったくなかったです。
── そこからどう恋愛に発展していったんですか。
谷口さん:共通の知人がいる友人としてスタートしたのですが、主人は本当に優しくて。人として尊敬できますし、人間関係を築くのが上手でした。自分よりも周りのことが第一で、共通の知人からもいい評判しか聞こえてこなかったんです。急に、というわけではなく自然と惹かれていったという感じです。ギャルだったころから主人は私のことを知っていたそうです。
「子連れ再婚」お父さんと娘になれる可能性も…
── 子連れで再婚することへのハードルが高いと感じる方は少なくないようですが、長女とご主人の関係はどう築いていったのですか。
谷口さん:最初に会った頃の長女はまだ2歳だったので、当時のことはまったく覚えていません。でも、月に3~4回は会っていたので、長女も自然と「気がついたらいる人」という認識になっていたと思います。小さい頃はたくさん遊んでくれて。
その長女も14歳になり、今の長女と主人は、お父さんと娘というより、兄と妹のような関係です。友達に近い関係で、仲よしですよ。長女は受験生なのですが、私は勉強面でのサポートに不安があるので、相談に乗ってもらえて心強いです。
── 娘さんがまだ覚えていない頃であれば、「お父さんと娘」の関係になれる可能性もあったかもしれないのですが、娘さんには再婚についてどのように伝えたのですか。
谷口さん:主人は私と長女に、「僕は彼女の父親ではないし、彼女がパパと会いたいなら会いに行って全然いいよ」と言っていました。
長女はもう大きいので、判断は本人に任せていますが、主人は本当に寛大で大きな愛で包んでくれていて。子どもたちのことをいちばんに考え、先のことを見据えてアドバイスをくれます。家族の絆を深めてくれて、とてもいい関係が築けていると思います。
── 包み隠さず、正直に向き合ってきた結果、現在の信頼関係が築けているんですね。
谷口さん:わが家のケースがみなさんに当てはまるかどうかはわかりません。離婚の理由にもよると思いますし、どちらかの意向で子どもを元夫や元妻に会わせたくないという方もいると思います。いろいろなステップファミリーの形がありますよね。
長女とは女同士、恋愛を含めたいろんな話をしていて、思春期ではありますが、なんでも話せる関係です。私と長女も、母と娘というより友達のような感じですね。長女とはふたりで、カフェや買い物にも行きますし、服のサイズも同じになってきました。あとは推し活で一緒にTWICEのコンサートにも行きます。
SNSで話題の「盛大な誕生日のお祝い」には
── すべてをオープンにしているのが、いい関係を築ける理由なんですね。Instagramでも、ご家族みんなで、それぞれの誕生日を盛大にお祝いしているのが印象的でした。
谷口さん:家族の誕生日は毎回、主人が大きなケーキを頼んでくれて。お誕生日には、その子が行きたいところに行くのが恒例になっています。
── 谷口さんのお誕生日はどうお祝いするんですか。
谷口さん:主人がふたりきりで食事に連れて行ってくれることが多いです。子どもたちが学校や幼稚園にいる間の隙間時間で、子連れでは行きにくいご飯屋さんに行きます。夫婦の時間は意識しないと作れないと思うのですが、主人はふたりの時間をしっかり作ってくれて、常に家族のこと、私のことを気遣ってくれているのが伝わります。
── 10代からモデルとして活躍されていた頃と変わらず今もおきれいですが、その秘訣はご主人だったんですね。
谷口さん:子どもがいるので定期的にトレーニングに行くというのは難しいのですが、ドライヤーをかけながら運動するとか、外食でヘルシーなメニューがあったらそちらを選ぶとか、ちょっとしたことの積み重ねです。あとは、昔から一日中ずっと部屋着でいるということはせず、朝起きたらシャキッとするために必ず着替えます。朝からメイクまではしなくても最低限、髪は整えて。一日中、すっぴんでいることはまずないですね。主人から大切にされていると実感できるので、いつまでもきれいでいなくちゃと思いますね。
「人は食べているときに心を許すのかも」
── 現在は子育てで大変な日々だと思いますが、子育てが落ち着いてからご主人とはどのような生活を送りたいですか。
谷口さん:子どもたちが巣立ったら、主人とクルージングでヨーロッパなど、まだ行ったことがない場所にゆっくり行きたいです。おそらく、10年くらい先の話ですけどね(笑)。
将来、こうなったらいいねという話は、夫婦ふたりで過ごす時間のときによく話しています。食事をしながら話すってすごく大切なことだと思うんです。人は食べているときに心を許すんですかね。未来のことを話せる時間をたくさん作ってくれる主人には感謝しています。
取材・文:内橋明日香 写真:谷口紗耶香

