小池都知事が片山財務相に税制度の検証求める 他道府県に分配する都税収の使途「効果が不明」
東京都の小池知事は20日、片山財務大臣と面会し、都の税収を地方に分配する税制度について使途が不明だとして検証を求めました。
小池知事「地方が元気になって強くなることが不可欠でございます。そのため地方交付税制度を含めて、現在の地方税財政制度のあり方を見直そうと」
片山財務大臣「連携しながらですね、今後ともぜひ議論を深めてまいりたい」
東京都によりますと、現在、都民に活用されるべき年間1兆6000億円の都の税収入が、国からほかの道府県に分配されていて、小池知事は20日、片山大臣に「一体、何に使われたのか効果が不明」だとして、使途の検証を求めました。
また、現在の税制度では、自治体の税収が増えたとしても、地方交付税が減少し相殺されることから、実際は、自治体が自由に使える財源が増えない仕組みだとして、制度のあり方の見直しを訴えています。
片山大臣は、地方財政制度は総務省の所管としながらも、「連携して議論を深めていきたい」と述べました。
地方税制をめぐっては、東京都に税収が集中し、行政サービスに地域格差が生まれているとして、今月13日、埼玉・千葉・神奈川の知事が税源の偏在是正を国に要望しています。