レギュラーシーズンは最後まで苦しんだ“軍師”が、いよいよ復調だ。「ZOZOTOWN Mリーグ2025-26」セミファイナルシリーズ、4月10日の第2試合はEX風林火山・勝又健志(連盟)が終盤に満貫、跳満を連続で決め、逆転トップを獲得した。

【映像】軍師復活!オーラス、赤5筒引きで決めた逆転の跳満ツモ

 第1試合は選手兼監督の二階堂亜樹(連盟)が、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)とのトップ争いに僅差で敗れたものの、2着で+13.8とポイントを加点。続く当試合はKONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)、勝又、セガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)、赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)の並びで開始した。

 東1局、勝又は園田の早い仕掛けに放銃し満貫の失点。今期は同様の流れが繰り返されていただけに、苦戦が予想される滑り出しとなった。東2局はリーチをかけて流局し1人テンパイ。東3局は滝沢のリーチに追っかけるも、ドラ表示牌の7筒を一発でツモられるという不運にも見舞われた。その後も4着目を脱出できないまま南場へ。

 風向きが変わったのは南3局1本場、勝又は三暗刻・赤をテンパイすると、園田からロン。60符で満貫となり、3着目に浮上した。そして南4局、勝又に再びチャンス手が入る。4巡目に567の三色同順が確定した形で4索と北のシャンポン待ちのテンパイが入るも、好形を目指してテンパイ外しの決断。絶好の4筒を引き入れると、2・5・8筒待ちでリーチに踏み切った。ド高目の赤5筒をツモり、リーチ・ツモ・平和・三色同順・赤の1万2000点が完成、逆転トップを決めた。

 試合後のインタビューでは「チームにさんざん迷惑をかけているので、これくらいじゃ足りない」とコメント。逆転の糸口を掴んだ南3局の満貫については「後手を踏んでも押し返せる七対子か三暗刻、四暗刻で勝負だと思っていました。相手が間違えてくれないとアガれないと思っていたので、場況が良いところと悪いところをごっちゃにする作戦がうまくいってよかった」と理論派らしい説明も。これには視聴者から「策士!」「天才やんけ!」「さすが先生」と感嘆の声が上がった。

 最後に「これでトップ2回、ラス2回で、ほぼセミファイナルのスタートと同じポイント。一つでもトップを先行できるように、みんなで力を合わせて頑張りたい」と語った勝又。初優勝を果たした2020-21シーズンのファイナルシリーズでは、12試合中7試合に登板して5勝。短期決戦の勝ち方を知る“軍師”が、ここからライバルチームの脅威となりそうだ。

【第2試合結果】

1着 EX風林火山・勝又健志(連盟)3万6100点/+56.1
2着 セガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)2万9800点/+9.8
3着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)1万7900点/▲22.1
4着 赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)1万6200点/▲43.8

【4月10日終了時点での成績】

1位 BEAST X +429.7(4/20)
2位 EX風林火山 +346.4(6/20)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +300.8(6/20)
4位 セガサミーフェニックス +133.0(6/20)
5位 赤坂ドリブンズ +44.6(6/20)
6位 TEAM雷電 ▲136.6(4/20)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)