サクラの高齢化 美しい風景を後世へ… 樹木医の診断・苗木の植樹 各地で進む保全活動【長野】
日本を代表する春の風物詩サクラですが、一方で今、高齢化などサクラの保全が課題となっています。美しい風景を後世につなごうと、信州でもサクラを守る活動が各地で進められています。
【荒神山公園(辰野町) ため池「たつの海」の周辺にある約1000本のサクラ】
塩尻市から
「花見ができるのは日本のいいところ」
辰野町から
「いろんな色があってきれいですね。この子もサクラを集めています」
辰野町教育委員会公園管理係 大津理恵さん
「こういう感じで古くなっているので、ここもそうですね。古くなって切った。高齢化に伴って病気、枯れ枝が増えてその対応が増加している」
辰野町では、民間の支援も受けながらサクラの保全に努めています。その支援とは、キリンビールが対象のビールの売り上げの一部を公募で選ばれた自治体に寄付する活動です。キリンビールが全国542の自治体などを対象に行ったアンケートでは、77.5%がサクラの管理に課題を感じているといいます。
辰野町教育委員会公園管理係 大津理恵さん
「ご支援いただいて樹木医に診断していただいたり、新しいサクラの苗木を植えるよう計画している」
サクラの保全活動は大町市でも。3月、閉校した大町西小学校では、歴代のPTA会長などでつくる「桜の木を守る会」が市の補助金やクラウドファンディングを活用し、敷地内のサクラの消毒や植え替えを行っています。去年までは児童と近くの住民がお花見をしたり、地域の誇りとなっているサクラ。9日夜からはライトアップが始まります。
大町西小桜の木を守る会 北沢一人会長
「この先、何十年も持つようにということを考えながら植え直しもして桜並木を守ってきた」
守る人たちがいるからこそ、今年も素晴らしいサクラが私たちを楽しませてくれています。
