“準地元”で歓喜の一撃 ツアー未勝利の26歳が今季ホールインワン第1号
【写真】初のホールインワン達成でこの笑顔
実測209ヤードの13番パー3で、4番アイアンを一振り。普段は220ヤードを飛ばすクラブだが、この日はアゲンストの風とあって、5番では届かないと判断。カット目のライン出しで放った一打はエッジ先に着弾し、そのままカップへと吸い込まれていった。愛知県出身の水田にとって、このコースは“準地元”とも言える。今週は自宅から通い、地元のファンも詰めかけた。カップインの瞬間はギャラリーの反応で知ったというが、「100点のショット」を地元のファンの前で披露できたことに、喜びもひとしおだった。エース達成に加え、スコアも絶好調。同コースはプライベートでも何度もプレーしているが、その中でもベストとなる1イーグル・6バーディ・2ボギーの「65」をマークした。これは、自身ツアーにおける最少ストロークでもある。埼玉栄高出身で、同期には植木祥多や女子プロゴルファーの菅沼菜々がいる。その後、中部学院大学へ進学し、2021年にプロ転向。レギュラーツアーデビューは23年の「関西オープン」(予選落ち)で、同年に日本プロゴルフ協会(PGA)のプロテストにも合格した。現在の目標は「ファイナルQTに行って、レギュラー前半戦に出ること」。これまでのQTランクは24年の172位が最高で、ツアーメンバー入りの経験はまだない。今大会は3回連続3回目の出場で、昨年の67位タイがベスト。レギュラーツアーの経験値は多くないが、好スタートを切ったことは事実。「優勝目指して頑張ります」。準地元で結果を残すつもりだ。(文・齊藤啓介)
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