【インタビュー】「ほんまやねん!」大バズりの4人組歌謡グループ『モナキ』を“丸裸”やで!
動画は6億回再生超え
4月8日に日本クラウンからメジャーデビューする4人組歌謡グループ『モナキ』が、デビュー前から“大バズり”している。
実際に大阪や茨城などで行われるはずだったイベントは、想定を超える観客が予想されるため、安全を考慮して中止になるほど。“スーパー銭湯アイドル”である『純烈』の弟分の彼らだが、なんとイベントには女子中・高生たちも殺到するというから驚きだ。
メンバーは元『烈車戦隊トッキュウジャー』でトッキュウ2号やミュージカル『テニスの王子様』で活躍した、最年長のじん(39)。『動物戦隊ジュウオウジャー』でジュウオウエレファント役だったケンケン(29)の戦隊シリーズ出身の2人に加え、大学ではアカペラサークルに所属していた“歌好き”会社員の、おヨネ(28)。そして千葉大学工学部大学院を首席で卒業し、一級建築士としてデベロッパー勤務だったサカイJr.(37)という、芸能界とはまったく違う世界で生きてきた2人も入った、異色の4人組だ。
デビューすらしていない『モナキ』をここまで人気者に押し上げたのが、SNSの力だ。
とくにTikTokでの拡散力は半端なく、デビュー曲『ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど』など関連動画は、6億回再生を突破。「いいね」数も1110万を超えるなど、歌謡界としては今までの概念をぶち壊すプロモーションが大成功している。
そんな“大バズり”状態『モナキ』の素顔を“丸裸”にするため、本サイトは直撃インタビュー。この爆発的な人気について聞いてみると、
「バズると思ってましたねー(笑)」
と話すのは、じんだ。さすがは最年長だけに自信満々と思いきや、
「って、ヨネが言ってましたよ」(じん)
とボケ。いきなり名指しされたおヨネは
「一番思ってないですよ〜」
と笑顔をみせるなど、インタビューが始まってすぐに、4人の和気あいあいぶりが伝わってくる。
戦隊ヒーローに、歌好きサラリーマンと一級建築士。こんな組み合わせでデビューさせてしまうところが、『モナキ』のプロデューサーである『純烈』リーダー・酒井一圭(50)の“スゴさ”だろう。
そんな酒井の策略に、世間はまんまとハマッてしまっているのだが、この多士済々な顔ぶれについて、本人たちはどう思っているのだろうか。
田舎から出てきた少年みたい
そこで、メンバーに初めて会ったときの印象を聞くと、
「売れないなって思いました(笑)」
と話すのは、じんだ。
「売れないっていうのはちょっとウソですけど、でも“柔らかい”って思いましたね」
じんは20代前半から戦隊シリーズなど、役者として芸能界で生きてきた。その中で、
「おヨネとサカイJr.は、芸能界で会ったことのないタイプ。前に出てこないんです。これ、普通に生活していたらいい性格なのかもしれませんが、芸能界ではマイナスになっちゃう。友人としてなら申し分ないほど、優しくて素晴らしい人たち。だけど、この人たちと“芸能をやる”ということが、想像できなかった。どうしたらいいだろう……ってなっちゃいました」
と明かす。
オーディションではじん、おヨネ、サカイJr.の3人が合格。その後、ケンケンが合流した。当初は芸能界を知るのは、じんだけ。それだけに、彼のプレッシャーはハンパなかっただろう。
あとから加入したケンケンも
「じんが言うように、(おヨネとサカイJr.は)芸能の世界で『生きていけるの?』って思いましたね。とくにおヨネのほうが。当時、ホント田舎から出てきた少年みたいな恰好でしたから(笑)。友達にはいないタイプですけど、この人たちと一緒に歩んでいったらどうなるんだろうという楽しみもありましたね」
と話す。
芸能界“経験者”からは不安視されていた2人。おヨネは他のメンバーについて、
「(ケンケンを除く)3人が最初に呼ばれて会ったときは、『真面目そうだな』っていうのが第一印象。真面目だけに、コミュニケーションを取るまでに時間がかかりそうだなって思いましたね。そこにケンケンが合流したんですが、ケンケンが来てくれて良かったなと。不真面目な側面もあるので。やんちゃボーイなんで(笑)」
とケンケンの加入を喜ぶ。だが、彼への見方も、徐々に変わってきているようだ。
「本当に4人がバラバラ」
「おヨネって繊細そうに見えるでしょ。実は一番、精神が“図太い”んですよ。環境の変化への適応能力は一番。メンバーで最も楽しんでいるのがおヨネですよ」(じん)
「僕らは繊細だもんね(笑)」(ケンケン)
「ほんと、このメンバーといるとありのままでいられるんですよ」(おヨネ)
「なので、おヨネが芸能界に一番向いているかも」(じん)
と太鼓判を押す。
インテリのサカイJr.は、『モナキ』へ加入したことに、
「お二人は芸能界にいらっしゃったし、おヨネも大学のアカペラサークルなど歌をやっていらっしゃった。でも、僕は歌もそうですし、人前に出て何かするということを一度もやったことがないんですよ。なので、4人が集まったときに、真っ先に『自分はいていいのかな』って思いましたね」
と胸の内を明かす。そんなサカイJr.がオーディションを受けたことに周囲は、
「僕はずっと会社員をやっていたんですが、会社員って今やってる仕事以外に何かやってみたいことが実はあって、でも挑戦する時間がなくてできないみたいな人がけっこういらっしゃったんですよ。僕がやりたいことをやれているので、友人や同僚から『自分も何かチャレンジしようと思いました』とか、『自分もちょっと見習ってこういうことを始めました』みたいな報告をくれる人が結構多かったですね。ただ、僕は今、(グループに)実力が見合っていない怖さ、不安が強い。この人気に甘んじることなく、基礎を淡々と練習していきたいですね」
と謙虚に語る。
’24年6月にオーディションを受け合格してからデビュー目前の現在に至るまで、周囲の評価は大きく変わっている。メンバーも確実に成長しているが、なかでも“ルックス”を含め、最も大きく変わったのが、おヨネだろう。
ケンケンいわく“田舎から出てきた少年”は、
「髪型は事務所のスタッフさんにアドバイスをいただいて、AIのサンプルとか使っていろいろ試したんです。例えば坊主とか、金髪やパーマとか。なんかいろいろと試してみた中で、今の髪型がいいんじゃないかっていうので、これになりました。実は菅田将暉さんをイメージしているんです(笑)。踊っていても振り乱せますし、めちゃめちゃ気に入ってます」
と、長髪のイケメン(!?)に変貌した。
デビュー前から大きな注目を浴びている『モナキ』。彼らが目指すところはどこなのだろうか――。
「自分の生き様を一個のエンターテインメントとして昇華して、お客様がそれを見てカタルシスを覚えたり、投影して、追体験してもらい、勇気を与えられたらいいかなと思っています。四者四様ですが、本当にドロ臭く汗かいて頑張る姿って、人間として一番美しい姿であると思っているんです。そういうところを見てもらって、『僕も私も頑張んなきゃ』って、カンフル剤のように思ってもらうのも良しですし、こういったおじさんがワアワアやって、バカらしくて笑ってもらえて、ビタミン剤みたいにしてもらうのもアリじゃないかと。それも全部ひっくるめて、なんか一個のエンターテインメントショーとして味わってもらえたら嬉しいですね」(じん)
最後におヨネはこう語る。
「モナキは、本当に4人がバラバラなグループ。4人がバラバラなんだっていうところを見てほしいですね。ダンスも時にはバラバラだったりするんですけど、そのダンスのバラバラさも個性みたいな。こんな混ざらない4人が揃ってるんだっていうところを見せたいですね。磁石のNとSみたいな感じですもん」
「NとSだとビッタリくっついちゃうけどね」(じん)
「SとSだあ。かみ合わな〜い(笑)」(おヨネ)
酒井プロデューサーいわく、成功確率0(ゼロ)といわれた『モナキ』。グループ名の由来でもある“名もなき”4人が繰り広げる化学反応は、どこまでも無限に広がっている――。
【YouTube】FRIDAYデジタルYouTubeチャンネルでは、デビュー直前の『モナキ』から本サイト読者へのオリジナルメッセージが。本サイトが”丸裸”にした、彼らの素顔とは……。
取材・文:荒木田 範文(FRIDAYデジタル芸能デスク)
