カメラまでフラットなデザインが美しい。「Google Pixel 10a」お値段据え置きで予約開始
ついに来たぞ、aシリーズ。
Googleのスマートフォン「Google Pixel」シリーズ、といえば毎年フラグシップモデルたちが発売された半年後くらいに、同水準の機能・体験を価格を抑えて実現する「aシリーズ」が登場するというサイクル。
グローバルではすでに今年モデルの「Google Pixel 10a」が発表・発売されていましたが、いよいよ国内でも投入日時が決定しました。
コスパ良く最新のGoogle体験=AIぢからを味わえる、ある意味「Googleのソフトウェア力を発揮するPixelの本命」(と僕は思っています)をメディア向け発表会でいち早く触ることができたので、インプレッションをお伝えしますね!
4月7日予約開始、14日発売。7万9900円から
まずは価格と発売日から。
【Google Pixel 10a】
・128GB(税込7万9900円)/256GB(税込9万4900円)/日本限定モデル 256GB(税込9万4900円)
・予約開始:4月7日/発売:4月14日(日本限定モデル5月20日)
この物価高、メモリ高の時代ですが、Pixel 9aと価格据え置きはありがや…。
ただ、この据え置き=手に取りやすさのために、ちょっと意外な割り切りもあります。わかりやすいのがスペック面。
・SoC:Google Tenser G4
・メモリ:RAM 8GB/ROM 128GB or 256GB
・画面:6.3インチ 1,080 x 2,424 pOLED(422.2 PPI)/最大輝度 2,000 ニト(HDR)、3,000 ニト(ピーク)
・カメラ:48MP(広角)/13MP(ウルトラワイド)、最大8倍相当の超解像ズーム対応/13MP(前面)
・バッテリー:標準 5,100mAh(最小 5,000mAh)
・充電:45W以上の充電器で約30分で最大50%充電(Qi 10Wでのワイヤレス充電も対応)
・通信:デュアルSIM対応(nanoSIMx1とeSIMx1、もしくはeSIM×2)/Wi-Fi 6E/Bluetooth v6/NFC/FeliCa
・カラバリ:Lavender/Berry/Fog/Obsidian/Isai Blue(日本限定モデル)
といった感じ。
SoCは昨年のPixel 9aと同じ「Tensor G4」で、カメラの仕様も変わっていません。
ここにはやはり引っかかりを感じるところ。
発表会では、こなれたTenser G4のチップセットは、安定感が高く、汎用性の高いパフォーマンスが出るといったメリットの説明もされていました。性能・機能・コストとのバランスという総合力が求められるaシリーズなりの思い切った采配かなとも思います。
とはいえハードウェアが全部同じではなく、画面の輝度や強度、バッテリー駆動最大時間はPixel 9aよりも向上。ワイヤレスでの充電速度も7.5W→10Wと速くなっているので、享受できる便利さは底上げされていると思います。
凸凹の無いフラットなバックパネル。一周回って新鮮!
見てくださいよ、このスーパーフラット!
スペック的にはあまり進化の無いPixel 10aですけど、ひと目見て「これは進化だ」と言える変更もあります。カメラバー? カメラバンプ? そんなんありません。
近くで見ても出っ張りはありません。
むしろすこし凹んでいるくらいで、這わせると触覚的にはカメラパーツとの境目を感じることはできますが、「ひっかかり」は皆無。おかげで視覚的&触覚的なノイズが無く、板を持っている感覚ですね!
僕、もう10年以上出っ張っているスマホを使っていて、もう「スマホのカメラは出っ張るもの」と無意識下まで刻まれていました。でも今日、10年ぶりにフラットな手触りに触れて、懐かしさと、しっくりくる手触りの良さ、ノイズのなさに「いいぞこれは」を確信。
技術的に出っ張らなくできるなら、そのほうがいいよね、絶対!
参考までにiPhone 16と並べて置いた様子がこちらです。
ガタガタ感一切ありません。ステキだ…。
仕様は大きく変わってないけど「できることは」は増えている
カメラは冒頭で紹介したように、主な仕様はPixel 9aと変わっていません。
SoCも同じTenser G4なので、撮れる画は同じ…と思いきや「できること」はPixel 9aより増えてるのが不思議ポイント。
Pixel 10シリーズで対応した集合写真でみんないい顔の写真を残せる「オートベストテイク」や、Geminiモデルを活用した写真の構図などをガイドしてくれる「カメラコーチ」も対応。
これらはPixel 9aでは利用できなかった機能ですが、機能自体のチューニングによって対応したとのこと(とはいえ残念ながらPixel 9a向けには、今のところ解放されていません)。
もちろん、マクロや夜景モードも搭載されていますし、超解像ズームしたときにククッとブレが止まる補正の強さもさすがのPixelカメラ。オールラウンダーさはaシリーズでも健在です。
昨年11月にはじまった、Quick ShareとAirDropとの相互通信も、Pixel 10aでは対応。Pixel 10では対応していて、Pixel 9aでは非対応だったので、aシリーズでは初めての対応となります。
ほかにも新しいモデムの採用やソフトウェアのチューニングによって、ブラウジングのパフォーマンスもPixel 9aより向上しているとのこと。こうして、地味ではありつつも、確実に便利・多機能になっています。
日本限定の「Isai Blue」登場。なんとバンパー付き
デザイン面でのもうひとつ、日本限定のビッグな特徴があります。
クリエイティブカンパニー「ヘラルボニー(HERALBONY)」とのコラボで実現した日本限定モデル「Isai Blue」モデルが用意されます。
こちらには、専用ケース(バンパーケース)やステッカーが同梱。製品のボックスもヘラルボニー契約作家のアートを活かした限定デザイン。
さらに、同じく契約作家のアートを活かしたオリジナル壁紙とカスタムテーマが複数搭載されるなど、クリエイティビティあふれる限定モデルとなっています。
容量256GBモデルのみで、価格はほかのカラーの256GBモデルと同じく9万4900円。このモデルだけ登場がちょっと遅れて発売日は5月20日です。
バンパーを装着した様子がこう。
いやぁ、このシンプルなバンパーで保護できるというのも、凸凹の無いフラットデザインなりの強みですね! カメラバンプが無いって、カバー選びの自由度も上がるんだなぁ。
スペック進化ではなく、体験の進化
これは確かに事実なのですが、フラットデザインのノイズのなさは格別ですし、ソフトウェアのチューニングによって、使える機能も増えています。
つまり、Pixel 10aが求めたのは、スペック的、数値的な上昇にこだわるのではなく、使いやすさ、手に取りやすさを担保しつつの体験としての向上。
さらなる「使いやすさ」「便利さ」を「コスパ良く」得られる選択肢を考えた時に、Pixel 10aという選択肢はアリ寄りのアリではないでしょうか。
つるんとしたバックパネル、久しぶりに触ると「やっぱいいな」って思いますよ。きっと。
「Google Pixel Buds 2a」新色も登場
なお、このタイミングで「Google Pixel Buds 2a」にも新色「Fog」と「Berry」が追加されます。
こちらも発売は4月14日で、価格は2万3800円。
個人的にBerryの組み合わせが可愛くてお気に入り。けっこう自己主張強めでビビットなカラーですけど、このセットデスクに置いたらテンションあがりそうだなぁ。
Source: Google
