清宮、万波、水谷!日本ハムが25年ぶり開幕3発!新庄監督「見ている方は凄く面白かったと思う」
◇パ・リーグ 日本ハム5―6ソフトバンク(2026年3月27日 みずほペイペイD)
プロ野球は27日にセ、パ両リーグの公式戦が6球場で開幕し、日本ハムは敵地・みずほペイペイドームで昨季日本一のソフトバンクと激突し、清宮幸太郎内野手(26)、万波中正外野手(25)、水谷瞬外野手(25)が豪快なアーチを競演した。球団で開幕戦3発以上のアーチを記録したのは01年近鉄戦以来25年ぶりだったが、シーソーゲームとなった接戦は惜しくも落とした。
日本ハムとソフトバンク。今季の優勝候補に挙がる注目カードにふさわしい、激戦だった。開幕戦から両軍6発が飛び出す壮絶な打ち合い。惜しくも3年連続開幕白星は逃したが、新庄監督は確かな手応えを感じていた。
「悔しい!でも、良いゲームでしたね。みんな凄いね。開幕戦で足がガタガタ震える人もいるのに、うちも初回からパコン、パコンってね」
主導権を握ったのは日本ハムだった。初回先頭の水谷が三塁失策で出塁し、無死一塁で打席を迎えた清宮幸は「相手のミスで出たランナー。少ないチャンスを絶対に生かそうと思った」と、右翼席へ先制2ラン。上沢のフォークを完璧に捉え、昨年に続く2年連続開幕弾で応えた。
続くレイエス、郡司は凡退で迎えた2死走者なしだ。5番・万波が、再び上沢のフォークを捉える左越えソロで加点した。一時は調整遅れで開幕1軍も危ぶまれた2人で、一挙3得点を挙げ「開幕初打席にしっかりとプランを持って臨めたことが、最高の結果につながりました。キヨ(清宮)さんに続けて良かったです」と、胸を張った。
まだ終わらない。勝ち越しを許した直後の7回。1死から水谷が右翼テラス席へ同点ソロを運んだ。3番手・ヘルナンデスの155キロ外角低め直球を打ち崩し「なんとか出塁しようという思いだった。それが良い形でホームランになったのは良かったかな」と、手応えを口にした。
開幕戦での3発以上は、球団では01年3月24日の近鉄戦(島田、田中幸、金子、中村豊、田中賢)以来25年ぶり。9―10だった25年前と同様に黒星発進となったが、新庄監督は「今シーズンはこういう戦いはあると思いますね。勝ったり、負けたり。まあ見ている方は凄い面白かったと思うので、明日はこの逆になるように」と切り替えを強調した。
今季開幕前、新庄監督はチームの目標本塁打を「今年は172本打ちます」と宣言していた。その言葉通り、歴代最強打線を形成する雰囲気は漂っていた。(清藤 駿太)
