ソフトバンク・徐若熙は開幕ローテ内定!台湾の至宝が初の本拠で躍動、最速155キロ&変化球で圧巻7K
◇オープン戦 ソフトバンク3―5中日(2026年3月18日 みずほペイペイD)
台湾・味全からソフトバンクに新加入した徐若熙(シュー・ルオシー)投手(25)が18日、中日戦に先発し、6回途中1失点と好投した。最速155キロをマークした直球、鋭く沈むチェンジアップを武器に7奪三振。小久保裕紀監督(54)は安定した投球を高評価。鳴り物入りで入団した“台湾の至宝”が開幕ローテーション入りに当確ランプをともした。
自慢の変化球で次々とバットに空を切らせた。徐若熙が本拠地の歓声を背にマウンドで躍動した。
「ほぼ100%です。あと少し調整ができれば万全にシーズンに臨めます。チェンジアップは自分にとって大事な武器。たまに浮いてくるボールがあったので、取り組むべき課題としてやっていきたい」
5回2/3、82球を投げて3安打1失点。初回1死で田中に左翼ホームランテラスへの先制ソロを浴びたが動じない。「自分を信じて、バッターに対し攻めていくイメージで投げました」。しっかりと切り替えて腕を振った。
最速155キロをマークした直球に加え、有効だったのがチェンジアップだ。決め球に使い、イニングを上回る7三振を奪った。1―1の6回1死一、二塁のピンチでも4番・細川から空振り三振を奪った。倉野投手コーチも「ほかのピッチャーにはない軌道の球なので、凄く武器になるというのは前から感じていました。どれぐらいの精度で投げられるのか楽しみにしてましたが、要所でしっかり投げられていた」と評価した。
日本球界1年目。当初は春先は無理をさせず、じっくりと調整させるプランも選択肢としてあったが、十分過ぎるほどに仕上がっている。WBCに台湾代表として出場し、5日の1次ラウンド・オーストラリア戦(東京ドーム)で4回2安打無失点と好投。シーズン開幕を見据え、1次リーグ敗退決定後も台湾に戻らずチームに合流した。小久保監督は「最後少しバテた感じはありましたけど、いいピッチングでしたね。年間通してずっとは考えてませんが、十分に(ローテーションで)回ってくれそうですね」と高評価し、開幕ローテーション入り内定を明言した。
現時点でも十分に戦力になるが、さらなる伸びしろにも期待がかかる。“台湾の至宝”が福岡の地でさらに輝きを放っていく。 (木下 大一)

