代々木周辺のあったかスイーツ3選|冬に食べたいカフェの極上デザート
寒さが染みる真冬はほかほかと湯気の立ち上る極上の“あったかスイーツ”が最高のしあわせ♪やさしい口どけで、心までとろけそうなフワフワ系や鉄器の上で焼かれたアツアツ系までバラエティ豊かにご紹介。今回は代々木周辺から厳選しました。
奥深い香り、儚くとろける繊細な口どけ!『ル スフレ』@参宮橋
ぷっくりと膨らんだ姿が愛らしい。スプーンを入れると、湯気とともに香りが立ち上がり、ふわとろり♪わずか30秒でしぼみ始める儚さも相まって、ときめかずにはいられない。
スフレスペシャルヴァニラ1760円

『ル スフレ』スフレスペシャルヴァニラ 1760円 濃厚なカスタード生地に、アングレーズソースと生クリームで作る自家製バニラソースが甘やかに重なり合う
シンプルだがエスプリ漂うスフレは作り手の技の賜物だ。なんたって、シェフの永井琢さんは、“スフレの神様”と評された先代・永井春男氏のご子息。お父様の元で腕を磨き、西麻布から参宮橋へ店を移した今、二代目としてその味を受け継いでいる。
ふわモコなスフレは、20種以上。牛乳や卵黄などから成る生地はそれぞれ配合も異なり、オーダーを受けてから気温や湿度に応じて混ぜ方を変え、たっぷりのメレンゲと合わせて焼く。オーブンで約15分、冒頭のスフレがお目見えする。
上部に穴を空けると、ヴァニラのスフレは甘く豊かな香りが鼻を抜け、うっとり。表面はサクッと香ばしく、中の生地は舌の上でしゅわっと溶けていく。さらに香り高いソースを絡めながら味わえば、もう悶絶!あたたかくて幸せなおいしさに泣けてくる。

『ル スフレ』(右)シェフ 永井琢さん、(左)マダム 永井珠璃さん
シェフ:永井琢さん、マダム:永井珠璃さん「ご提供の瞬間がふわふわのピーク。ぜひ楽しんで」

『ル スフレ』
[店名]『ル スフレ』
[住所]東京都渋谷区代々木3-39-15代々木ヴィラージュ1階
[電話]03-6276-7820
[営業時間]11時〜18時(17時半LO)
[休日]火、第1・3月(祝の場合は営業)
[交通]小田急線参宮橋駅東口から徒歩5分
熱々で登場!柔らかく揺れる極上のトースト『BLUE BRICK LOUNGE(ブルー・ブリック・ラウンジ)』@表参道
どんなときも頼りになる手土産、「シガール」。そのメーカー『ヨックモック』の魅力をカフェで体感できるって、改めてスゴイ。南青山のこちらは、本店のお菓子売り場に併設されているラウンジ。全国でもここだけの作りたてスイーツを食べられる。
フレンチトーストをオーダーすると、アツアツのスキレットでふるふると震えるほど柔らかいひと皿が登場。口にすればジュワッと卵液が流れ出て、とんでもなくリッチ!
フレンチトースト〜自家製アイスクリームを添えて〜1540円

『BLUE BRICK LOUNGE(ブルー・ブリック・ラウンジ)』フレンチトースト〜自家製アイスクリームを添えて〜 1540円 トッピングの多さに感激必至
ここにアイスクリームをのせて溶かしたり、カリカリのフロランタンや酸味の効いたベリーを一緒に頬ばってみたりと、最後のひと口まで幸せだ。さらにお茶菓子として添えられたシガールにも万歳。
壁にはヨックモックの名前が生まれた原点、北欧の針葉樹林のモチーフが描かれている。その光景や広い空間は美術館の中にいるように落ち着く。喫茶室の開店当初から数えると、なんと48年だとか。その間幾度もリニューアルしているから、新たな気持ちで今こそ訪ねてみてほしい。

『BLUE BRICK LOUNGE(ブルー・ブリック・ラウンジ)』
[店名]『BLUE BRICK LOUNGE(ブルー・ブリック・ラウンジ)』
[住所]東京都港区南青山5-3-3
[電話]03-5485-3340
[営業時間]10時〜19時(18時半LO)
[休日]無休
[交通]地下鉄半蔵門線ほか表参道駅A5出口から徒歩5分
熱伝導率のよい南部鉄器でおいしさをギュッ『mimet(ミメ)』@代々木公園
パティスリーや専門店の味もいいけれど、なんというか心がほっこりしちゃうのが、カフェビストロのひと皿だったりする。『mimet』の南部鉄器のデザートなんて、まさにそう。
とりわけ寒い時期に老若男女を虜にしているのが、りんごパイ。10年前の開店時から秋冬限定でメニューを飾り、この時期を待ち望むファンも多い。
あつあつ!りんごパイバニラアイスのせ1400円

『mimet(ミメ)』あつあつ!りんごパイ バニラアイスのせ 1400円 りんごのシャキシャキ感により、パイの香ばしさやアイスの甘みをより繊細に感じられる
パリッと焼かれたパイにはコクのあるアーモンドクリーム。りんごは酸味のある紅玉を使い、シャキシャキ感が残るように生のまま手作業で薄くスライスして重ねている。ゆえに、ボリュームがありながらも、くどくない。上で溶けていくバニラアイスクリームと相性抜群なのは言わずもがなだ。
温と冷、甘みと酸味が香り高き余韻を残し、ああ、必ずや来年も……と誓うのである。
そしてもう1品、通年ある名物のホットケーキもぜひ。北海道産小麦粉を使い、南部鉄器でムラなく焼き上げたそれは、さくり&しっとり。素をシンプルに生かした愛おしい味に笑みがこぼれる。

『mimet(ミメ)』マネージャー 滝沢絵美子さん
マネージャー:滝沢絵美子さん「りんごパイには酸味のある紅玉を使用しています」

『mimet(ミメ)』イラストレーターの大塚いちお氏が描くイラストがそこここに
[店名]『mimet(ミメ)』
[住所]東京都渋谷区富ヶ谷1-9-20コシゴエビル1階
[電話]03-5738-8241
[営業時間]11時半〜22時半(21時45分LO)
[休日]水
[交通]地下鉄千代田線代々木公園駅1番出口から徒歩2分
撮影/西崎進也(ル スフレ)、貝塚隆(BLUE BRICK LOUNGE、mimet)、取材/飯田かおる(ル スフレ、mimet)、芦谷日菜乃(BLUE BRICK LOUNGE)
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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※月刊情報誌『おとなの週末』2026年3月号発売時点の情報です。
