ファン・ペルシ監督(右)の下でプレーする上田。20Gでリーグ得点ランキング首位だ。(C)Getty Images

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 現地3月8日に開催されたエールディビジの第26節で、上田綺世と渡辺剛を擁する2位のフェイエノールトが、NACと敵地で対戦。3か月もゴールから遠ざかっていた上田が2発を叩き込んだが、降格危機の下位に勝ち切れず、3−3のドローで終わった。

 首位のPSVとは勝点19差。ヨーロッパリーグは8戦6敗、36チーム中29位で終わった。サポーターは勝てない怒りをロビン・ファン・ペルシ監督にぶつけ、「ロビン失せろ」「RvP出て行け」などといった非常に厳しい声が飛んだ。

 ファン・ペルシ監督は猛批判をどう受け止めているのか。地元メディア『ESPN NL』によれば、オランダサッカー屈指のレジェンドは、こう語った。

「楽しいとは言えない。これも仕事の一部だ。選手としてのキャリアの中で、私は多くの批判に対処しなければならなかった。私の観点からは、自分が好きなことを続けることで、そうした意見は全て克服してきた。今も批判があるが、ある程度は理解できる。誰もが自分の意見を述べる権利がある」
 
 昨年2月から、かつてプレーした古巣を率いるファン・ペルシ監督はそして「私は逃げ出すような人間じゃない」と主張。「選手としても、人間としてもそうじゃなかった。監督としても絶対にそうじゃない」と断言した。

 小川航基と佐野航大が活躍する3位のNECが、勝点3差で迫る。苦しむ名門は、チャンピオンズリーグのストレートイン圏内である2位を死守できるか。

 2発で復活の狼煙を挙げた上田と、渡辺の日本代表コンビ、さらには新戦力ラヒーム・スターリングらの活躍に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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