『今日好き テグ編』ゆたひなカップルインタビュー 「高校生が“好き”の気持ちを固めた瞬間」のリアルとは
現役高校生たちが2泊3日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける恋愛番組『今日、好きになりました。』(ABEMA/以下:今日好き)。2月9日にオンエアされた『テグ編』最終話では、ゆうた(西小路侑汰)×ひなた(田中陽菜)の“ゆたひな”カップルが新たに誕生した。
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最後まで決断を迷ってしまったのは、その“優しさ”があったから。ゆうたの持つ温かな人柄はいつ芽生えたものなのか。大好きな彼女の視点からも踏まえて、取材冒頭に質問してみた。
そして『テグ編』をもって最後の旅にしようと決めていたという、ひなた。自身初参加の『卒業編2025 in ソウル』メンバーに向けた感謝の想いも含めて、2泊3日……いや、この番組と過ごしてきた1年間の成長に対する自覚を、こちらもやはり自身の言葉で詳らかに語ってくれた。(一条皓太)
◾️「空とか見てました……」(ゆうた)
ーーお付き合いをしてからの日常はいかがですか?
ひなた:ゆた(=ゆうた)のよさを倍に感じられている毎日です。旅の時点でもう、優しさが溢れている子だっていうのは十分わかっていたんです。そこから、日常にゆたがプラスされる生活になって、私が急に電話を掛けちゃったときも「大丈夫?」って気遣ってくれたり、「こうしてほしいんだよね」ってお願いしたことも受け入れてくれたり。相手のことを考えて、想っていないと発せない言葉を掛けてくれる、すごく優しい男の子です。
ーーなんでそんなに優しいんですかね?
ゆうた:なんでだろう……。昔からどうしても、自分より周りの人を優先しちゃうところがあって。そのまま高校生になった感じで。
ひなた:なのに私たち、ラブタイプ診断が一緒なんです。「最後の恋人」だったよね? だから、ゆたの考えていることにも納得できる自分がいて。私も周囲に嫌われたくないし、「ヤバい子だ」って思われたくないから、一歩引いちゃうことが多いところとか。
ーー逆に、ゆうたさんはカップル成立後、ひなたさんのどんな側面を新たに知りましたか。
ゆうた:想像していたより、甘えてきてくれる。連絡もたくさんくれるし、旅のときにもまして恋愛面ですごく積極的でした。
ーーなるほど。ここから旅の振り返りに進みたいのですが、その前にひとつ言いたいことが。初日夜に開催されたホームパーティでのこと。食べていた唐揚げに対する、ひなたさんのお顔の小ささに驚いてしまいました。なんなら、いまも目の前にして驚愕しています。
ひなた:いやいや、そんな(笑)。ゆた的にはどうでした? 唐揚げがデカいと感じましたか?
ゆうた:(長考)……い、いやっ、お顔が小さいと感じました。
ひなた:うん、ありがとう。また私のことを気遣ってくれたんだよねっ(笑)。
ーーゆうたさんはどうやら、まだ緊張が抜けないようで。思わず旅の初日を思い出してしまいました。改めて、当時は憧れの継続メンバーだったひなたさんを前に、どんなことを考えていたのでしょう。
ゆうた:自分は普段、全然モテなくて。ひなたちゃんが来てくれたけど、自信もなかったし、なんなら気持ちを向けてくれるなんて考えてもなかったです。
ーーいや、ゆうたさん。羨ましいくらいにカッコいいのですが。
ひなた:激カッコベー。
ーーひなたさんからは2ショットのなかで、「本当に目、合わせてくれないから、もっと合わせてください」と冗談っぽく指摘されていましたね。実際のところ、なにを見ていたのでしょうか。
ひなた:ひなたの後ろにあった建物とか?
ゆうた:空とか見てました……。
ひなた:空とか(笑)。あーた、空とか見てました……じゃないのよ!
ーーただ、この取材中も然り、目線をふと外したときに口元が微笑んでいるのを私は知っていますよ。あっ、この感じはひなたさんも気づいていそうですね。
ひなた:気づいてます。私、そういうのめっちゃ見てるんですよ。遊園地で一緒にブランコに乗ったときも「あっ、意外と笑ってるし楽しんでるんだな」って、横目で思ってました。
ーーあの絶叫アトラクションで、そこまで考える余裕があったことを含めてさすがです。
ひなた:いやいや、ちゃんと思考は止まっていたし、なによりあのとき「手、繋がれたぞ!?」ってビックリしていたので。
ゆうた:繋いでましたね。単純に「もう手とか繋いじゃえ!」って気持ちと、ひなたちゃんと手を繋いで「安心したい」みたいなふたつの気持ちが混ざっていて。
ーー「安心」ですか。
ゆうた:テグはすごく寒かったし、旅への緊張も止まらなくて。あと、出発前から「どこかで絶対に自分からアピールしよう」って決めていたんですけど、そうしたら思ったより早くそうなっちゃいました……。
ひなた:本当にそう。旅が始まって数時間とかだったね(笑)。
◾️「もしかしたら、ひなのの存在が大きかったのかも」(ひなた)
ーーこの話題を切り出すのにやや勇気が要るのですが、2日目のバーベキューのお話をしても大丈夫ですか。
ひなた:大丈夫ですよ(笑)。ゆたも辛かったよね。私とみせら(久保田海音)で両端を囲んじゃって、終いにはゆたを一人取り残して網の方に行っちゃって。
ゆうた:「俺、なにしたらいいんだろう」って、一人で座ってたよね。でも、自分の気持ちがまとまらなさすぎて、あのときはどんな言葉を話せばいいのか本当にわかってなかったから。
ーーひなたさんも途中、複雑な表情になってしまう場面が。
ひなた:私自身、3度目の旅ということもあって、色々な想いや覚悟をもって挑んでいたんですよ。参加自体にもすごく勇気が必要だったし、2日目の状況的に、ゆたが最終日まで迷って、結果的に「不誠実なので告白できません」って、ふたりともフラれる流れになるんじゃないのかなとも思ったし。
ーー可能性としては十分にありえました。
ひなた:2回目の旅だった『ニュージーランド編』で同じような経験をしたこともあったから、あの頃の不安がすごくフラッシュバックして、苦しい気持ちになっちゃって。めちゃめちゃ頑張ってくれたゆたの隣でこの話をするのもよくないけれど、2ショットで正直にそのまま伝えられるわけがないじゃないですか。
ーー色々な観点がありますが、ゆうたさんがさらに混乱するのは間違いなかったかと想像します。ところで『今日好き』ではよく、迷いに迷った最後に「気持ちが整理できました」と言葉にしていましたよね。陳腐な例えで恐縮ながら、あの瞬間ってサウナ後の“ととのい”みたいな感じになるんですか?
ひなた:スッキリするのかな? 私自身も、ゆたの告白の言葉を聞いて、その瞬間に気持ちを決め切ったからあんまり実感がなくて。でもうちらの場合はたしか、その場の雰囲気がよかったから告白してくれたんだったっけ?
ゆうた:そう。実は、ひなたちゃんに伝える言葉は、告白のだいぶ前からメモに起こしして「こんな感じかな?」って何度も考えていたんです。最終的にひなたちゃんの顔を見て、ほっと安心できた。それに気づけたから、告白することを決めました。
ーーこれまで『今日好き』カップルを数多く取材していますが、気持ちが切り替わるタイミングや要因をここまで深掘りする形で話してもらえたのは初めてです。ゆうたさんにお会いできてよかった。そして今回の旅は、ひなたさんのリード力にも脱帽でしたね。自身が前に前にといくのではなく、相手の行動を待って、引き出すタイプの“リード”。同じく内気な男子代表として、とてもありがたく映りました。
ひなた:あれはもう『井上塾』のおかげかもです。いままでは恋愛となると、物事を自分優先で考えちゃったり、必要以上に頑張っちゃったりしてきて。でも、その状態でお付き合いをしたとしても、絶対にいい方向には進んでいかないなって気づいた瞬間があったんです。なので今回の旅では自分の話をする前に、ゆたの言葉に耳を傾ける。そんなことを意識していました。
ーー素晴らしい。いまお話しいただいた精神面に加えて、ビジュアル面でも大きな変化がありました。自身最初の旅『卒業編2025 in ソウル』をともにした、ひなのさん(瀬川陽菜乃)リスペクトの金髪と赤色のセーター、本当の本当に似合っていましたよ。
ひなた:……あ~、もしかしたら、ひなのの存在が大きかったのかも。
ーーどういうことですか?
ひなた:『卒業編2025 in ソウル』で出会ったメンバーが、あの頃よりも私を大人っぽく成長させてくれたんだと思います。というより、今回で最後の旅にしようと思えたのは、あの旅からちょうど1年が経った区切りのタイミングだったからだし。
ーーさらっと話していましたが、今回で最後の旅だと決めていたんですね……。“ひなぽん”こと、ひなのさんにカップル成立の報告はしましたか。
ひなた:まだできてないんです~! のあ(希空)とかもコレクション(ファッションショー)で一緒になるくらいで全然話せてなくて。あと、私としては“きんりの”カップル(内田金吾×多田梨音)にも早く報告したい。『シゴデキ(私たち、シゴデキ目指します!)』や『あの街(みんなと、あの街歩いてみました。)』(ともに姉妹番組『すーぱーのびしろたいむ by 今日、好きになりました。』内の人気企画)でも同じチームになって、私のことを常に支えてくれた大切な子たちなので。
ーーきんりのカップル、本当に誰からも愛されていてすごい。最後にとっておきの質問をふたつ。まずは、ひなたさん。ゆうたさんと過ごして、最も笑ったエピソードを教えてください。
ひなた:んふふっ(笑)。
ーーありそうですね。
ひなた:私の場合は普段から電話というより、送られてきたLINEを見て後から笑うことが多いんですけど、こないだ爆笑したのは旅のときに付けていたエクステを外してボブにしたとき。動画を撮って「かわいい?」って聞いてみたんですよ。そうしたら「うん、⚪︎⚪︎さんくらいかわいい」って返ってきて。それが本当にツボで、もう一生笑ってた!
ーーおそらく、ひなたさんだけが知る“爆笑の理由”があるのかと。
ひなた:ゆたはたぶん、素直に「かわいい」って言いたいんだと思う。けど、恥ずかしいから「⚪︎⚪︎さんくらい」って付け足したんだよね? 私はもう、それを理解してます。おもしろすぎて、思わず妹にも共有しちゃいました(笑)。
ーーゆうたさんのことを理解しすぎている……。そんな素敵な彼女に、今日はお返しをしましょう。ゆうたさんが思う、ひなたさんのいちばんかわいいところ。出し惜しみなく、すべて聞かせてください。
ゆうた:かわいいところ……。顔と。
ひなた:うん。
ゆうた:ちっちゃいところと。
ひなた:うんうん。
ゆうた:えっと、むずかしいな……。
ひなた:かわいいところ、まだたくさんあるけどなぁ~?
ーーヒントでも聞いてみますか?
ひなた:そうだなぁ~? 先ほどもお伝えしたように「明るいけれど、実は」っていうところも~、かわいいと思ってもらえるところであってほしいなという~(小声)。
ゆうた:すぐにわからなくてごめん。鈍感すぎるよね……。
ーー大丈夫、すべてはここからです。
ひなた:そうそう、一緒に楽しく過ごしてこ!
(文=一条皓太)
