Photo: はらいさん

これ、1度触ったら欲しくなっちゃうやつです。

Samsung(サムスン)初の三つ折りスマートフォン Galaxy Z TriFoldは、昨年12月半ばに韓国で発売されましたが、残念ながら日本での発売は未定となっています。

Galaxy Z FoldやGalaxy Z Flipシリーズの二つ折りスマホと明らかに見た目が異なるのは、メインディスプレイの大きさですが、今回メディア向け体験会で少し触ることができましたので、Galaxy Z TriFoldのファーストインプレッションをお届けします。

これはもう完全にタブレット。10インチの満足度は凄まじい

Photo: はらいさん

Galaxy Z Fold7を初めて手にしたとき、その薄さと軽さには本当に驚かされましたが、Galaxy Z TriFoldはそれらの要素に加えて、想像以上の画面の大きさに圧倒されました。10インチとなると迫力が全然違います。

メインディスプレイで記事を読んだり映像を見たりしてみましたが、あまりの没入感の高さにGalaxy Z TriFold=スマートフォンであることを何度か忘れそうになったほどです。

Photo: はらいさん

折りたたんだ状態だと少し分厚めのスマートフォンに見えますが、この状態で片手持ちしたときはズッシリ感がありました。冷静に考えて10インチディスプレイの端末をこのサイズ感にまとめているので、そこそこ重さも感じたんだろうなぁと。

端末を広げた状態で手に持つときは、重さが分散されるため軽く感じるんですけどね…。ちなみに重量は約309gです。

Gif: はらいさん

Galaxy Z TriFoldは内折りデザイン採用ということで、メインディスプレイを使用する際は2回パタンパタンと端末を広げる必要があります。半開きの状態で使うことはできません。

Gif: はらいさん

端末を閉じるときは内側に2回折りたたみます。これ、端末を開くときも折りたたむときも開閉がとても滑らかに感じたのですが、理由としては精密マグネット式開閉機構が採用されているからとのことでした。

ちなみに間違った順番で折りたたもうとすると、強めの振動とアラートが起動して教えてくれます。

胸ポケットにも入る薄さ。だけど持ち運ぶのは正直怖い

Photo: はらいさん

Galaxyデバイス史上最も薄いだけあって、端末を広げた状態の厚みはGalaxy Z Fold7の4.2mmよりも薄く、最薄部で3.9mmです。USB-Cポートがギリッギリ載るほどの厚みです。

Photo: はらいさん
左からGalaxy Z TriFold・Galaxy Z Fold6・Galaxy Z Fold7

Galaxy Z TriFoldの凄いところは、折りたたんだ状態では二つ折りのGalaxy Z Fold6とほぼ変わらない厚みになるということ。Galaxy Z Fold6ユーザーの編集長代理(金本さん)は悔しがってました。

Photo: Taro Kanamoto

スーツジャケットの内ポケットはもちろん、胸ポケットにも入るスリムな薄さです。ただ日本円にして約38万円のスマートフォンをズボンやジャケットのポケットに入れて持ち運ぶのは正直怖すぎるので、絶対に落とさない&安全に持ち運べるリュックやカバンに入れるのが正解な気がしました。

本体カラーはクラフトブラックの一色展開ですが、マットな高級感のある色合いは実機で見るとめちゃくちゃカッコいいです。

Photo: はらいさん
左:Galaxy Z TriFold 右:iPhone 17 Pro Max

スマートフォンの高さと幅で比較した場合、折りたたんだ状態のGalaxy Z TriFold(約159.2mm×75.0mm)は、iPhone 17 Pro Max(163.4mm×78.0mm)よりも若干小さいことがわかります。

実際に手に取って大きさ把握するのが難しい端末なので、折りたたんだときのサイズ感を確認したい方はiPhone 17 Pro Maxを参考にしてみるのもいいかもしれません。

二つ折りスマホとタブレットと並べてディスプレイの大きさを比べてみました

Photo: はらいさん
左:Galaxy Z TriFold 右:Galaxy Z Fold7

Galaxy Z TriFoldとGalaxy Z Fold7を並べてみるとサイズ感はこれだけ違います。メインディスプレイのサイズはそれぞれ10インチと8インチですが、2インチの差でも見た目の印象はだいぶ変わります。二つ折りスマホのディスプレイサイズではちょっと物足りないと感じていた人にも響く十分なサイズ感なんじゃないかなと。

どちらもメインディスプレイのパンチホールカメラ採用は少し気になりますが、肝心の折り目に関してはどちらも特別気になることはありませんでした。

Photo: はらいさん
左:Galaxy Z TriFold 右:iPad Pro (11インチ/2018年モデル)

11インチタブレットと並べると、Galaxy Z TriFoldはよりタブレット味が出ますね。ベゼルが細い分タブレットに匹敵する大きさに感じますし、120Hz対応&最大輝度1,600ニトのおかげでコンテンツも非常に見やすい印象を受けました。

仕事も遊びもさらに快適に。このサイズ感の折りたたみスマホを待ってた

Photo: Taro Kanamoto

Galaxy Z TriFoldはスマートフォンでありながらDexモード(PCのようにアプリをウィンドウで表示するモード)を使うことができます。Bluetooth対応のキーボードとマウスを組み合わせたスタイルで使うことで仕事がより快適に捗る予感がしたのは一目瞭然です。

ただし、デスクに置いて使うとなると、本体を支えるためのスタンドが必須になります。Samsung純正品でもスタンド付きケースが存在するとのことなので、こちらも併せて使いたいところです。

Photo: はらいさん

個人的にGalaxy Z TriFoldの使い方で最も魅力を感じたのが、10インチディスプレイで楽しむ動画視聴です。タブレットに近いアスペクト比のおかげで、上下の黒帯をそこまで気にすることなく没入感たっぷりの状態で映画やドラマを堪能できることに非常にテンションが上がりました。

電車やバスの移動中はスマートフォン、自宅ではタブレットやPCなど、見る環境によって鑑賞用デバイスを都度切り替える必要がない点も素晴らしく、10インチの大画面をポケットに収めて持ち歩けるって考えたらこれだけでも十分買う価値があるように感じました。

Photo: はらいさん

出先のカフェでちょっとした作業をこなしたいときも、作業の内容次第ではタブレットやノートPC代わりになる可能性も十分に考えられるため、日によってはGalaxy Z TriFoldだけで十分ということも全然あり得そう。

Photo: はらいさん

最後に余談ですが、Galaxy Z TriFoldはパッケージに関してもめちゃくちゃデカいです。スマートフォンの箱とは思えないほどの大きさ&重さだったので、端末を手にする前からワクワク感が味わえたのはかなり新鮮でした。

筆者がGalaxy Z TriFoldを体験してから間も無く1週間が経とうとしていますが、正直ずっと頭から離れないほど印象に残っています。1番のネックはやはり価格ですが、スマートフォンが一瞬にして10インチのタブレットに変わるあの感動と興奮は1度触ってしまうと虜になること間違いなしなんじゃないかなと。

日本未発売の幻のデバイスとなってしまうのか気になるところですが、なんと2月下旬よりGalaxy HarajukuとGalaxy Studio OsakaにてGalaxy Z TriFoldを展示開始予定とのことなので、気になる方はぜひチェックしに行ってみてください!

Source: Samsung