元・大企業勤めの40代主婦が「スキマバイト」に挑戦!→“想定外のハードル”続出で開始前から心が折れかけた
「検便陰性者」というのは、タイミーが無料で提供してくれるキットで検査をし、そこで赤痢菌などの菌を保有しているかどうかを確認するものです。申し込んでから結果到着まで、10日ほどかかります。募集案件の日時まで、まだまだ時間があったので、さっそく申し込みました。
そして、厄介なのが「Good率90%以上」という条件。初心者の場合はどうなんでしょう? 案件によっては、初心者の場合は例外的に免除されるところもありますが、当該の仕事にそんな文言の記載はありません。
◆やっと初仕事申し込み完了。しかし……
他、タイミー募集案件の数々を見て感じたのは、資格以上に持ち物や身だしなみの制限があるところが多いことでした。
「染髪不可」はもちろん、服装規定として「黒のスラックス」「白のYシャツ」「黒のカーディガン」が多いこと。倉庫などの仕事では「安全靴」「滑り止め付きの軍手」や「筆記用具」も持ち物として記載があります。
筆者は幸い一通りもっていますが、もしなければ「黒のスラックス」「白のYシャツ」「黒のカーディガン」だけでも、全部揃えたら1万円近くなってしまうところでした。
仕事の発注側からすれば、現場にボロボロのカジュアルな服装で来られても困るでしょうし、あらかじめ制限をかけておいた方が安全なのは理解できます。ただ、金欠が理由で仕事をするのに日給分以上のものを揃えることになると、それだけで尻込みしてしまう人も出てくるでしょう。
◆結局「気楽に仕事」は甘かった
気楽にスキマ時間を埋めようとはじめたスポットバイトですが、「気楽に仕事」という考えが甘いということ。また、自分がこの市場では無能であり、数多いる人間の中のひとりであることを思い知らされました。それだけで勉強の価値はありました。
申し込んだ食品工場の仕事を無事こなすことができたら、また見える世界も違ってくるのかもしれません。
<文・写真/小政りょう>
【小政りょう】
映画・テレビの制作会社等に出入りもするライター。趣味は陸上競技観戦

