YouTube CEOから2026年の展望を公開

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 YouTubeは、YouTube CEOから2026年の展望をまとめたレターを公開した。

 今回発表されたレターは、「エンタメの革新」「若年層の視聴者にとって最適な場所を築く」「クリエイター エコノミーの活性化」「創造性を高め、保護する」の4点を挙げている。

 「エンタメの革新」においては、UGC(ユーザー作成コンテンツ)の枠組みを超えてテレビ番組さながらの高品質なコンテンツを作っていることや、長尺動画やショート動画、ポッドキャストなどのコンテンツの幅を広げていることを言及している。

 若年層の視聴者について注目している理由として、米国の18~27歳の視聴者の93%が「YouTube は新しいスキルを学ぶのに役立つ」と回答するなど、子どもたちにとって学習に役立っていることを挙げている。若年層にとって最適な場所にするために、直近では保護者向けの管理機能の強化を行った。この強化によって、ショート動画を実質ブロックする0分に設定することも可能だ。

 「クリエイターエコノミー」について、過去4年間だけで、YouTube がクリエイター、アーティスト、メディア企業に支払った金額は 1,000 億ドルを超えたことを発表した。収益手段の多様化も進め、ショップ機能や Super Chatのような視聴者ファンディング機能などを進めている。

 「創造性を高め、保護する」においては AI の利用について言及した。

 言及されたのは、クリエイティブツールとしての AI、繰り返す低品質なコンテンツ(AIスロップ)の排除への対策、Content ID の基盤の強化やラベル表示による透明性だ。総じてYouTubeは、長年AIをイノベーションを支える静かな原動力と見なしている。

(文=リアルサウンドテック編集部)