報道番組や情報番組をはじめ、多数のメディアで活躍し、厳しくも温かいアドバイスで支持される恋愛・婚活アドバイザーの植草美幸さん。その志を受け継ぐのが長女の植草れいあさんです。美しい外見からは想像できない、的確でしっかりとしたアドバイスで成婚へと導く彼女は、今注目の凄腕婚活アドバイザー。今回は、そんな植草れいあさんに、結婚相談所の“今”について連載形式で綴っていただきます。

婚活のプロ・植草れいあから見た、結婚相談所のリアル

結婚相談所は、「結婚できない人が集まるところ」というイメージを持っている人もいるかもしれません。でも実際は、20代のキレイな女性や30代のエリート男性もどんどん増えています。「アドバイザーも年配の方が多そう……」と思うかもしれませんが、今は20代のアドバイザーも増えているので、若い世代でも気軽に相談しやすい環境になってきています。

結婚相談所にはいくつかの連盟があって、万単位の会員さんが活動中です。出会い系アプリと違うのは、ちゃんと本人確認の書類が必要なところです。たとえば、住民票や独身証明書、戸籍抄本、卒業証明書(短大卒以上の場合)、年収証明書(男性は必須、女性も希望者は提出)など。これがあるからこそ、安心して本気の出会いを探せるのです。

安心して関係を深められる出会いを

結婚相談所は「希望すれば誰でも入れる」というわけではありません。まずはご入会前に、カウンセラーとの面談があります。ここでお互いの考えや価値観をすり合わせたうえで、活動がスタートします。

多くの相談所では、会員さん自身が条件で検索し、気になる相手にお申し込みをしたり、逆にお相手から届いたお申し込みを受けて、お見合いが成立する流れが一般的です。

一方、マリーミーでは、他の相談所の会員さんとのマッチングに加えて、マリーミーに所属している会員さん同士のご紹介も行っています。実はこの「自社内マッチング」が、いちばん成婚率が高いのです。その理由は、お互いのバックグラウンドや細かな希望を事前にしっかり把握しているから。交際が始まってから出てきがちな価値観のズレが少なく、安心して関係を深めやすいのです。

結婚相談所では、お見合いが成立したからといって、すぐにお相手と直接連絡を取るわけではありません。まずは、自分が所属している相談所のアドバイザーと、お相手側のアドバイザー同士でやり取りをしながら、お見合いの日程を調整していきます。この段階では、お相手の名前も苗字までしか分からない仕組みになっています。

お見合い当日は、男性はスーツ、女性はTPOに合った服装で会場へ。最近は、白Tシャツにジャケットといったオフィスカジュアルで来られる男性もいますが、実は女性からの印象がいいのは、体型に合ったサイズのスーツをきちんと着こなしている男性なんです。

実際に、女性会員さんが2人の男性で迷っていた際、「スーツで来てくれたのが嬉しかった」という理由で、その方との交際を選ばれたケースもあります。それくらい、お見合いでは服装が大きなポイントになるということです。第一印象は、やっぱり大切ですね。

身だしなみは、最大のコミュニケーション

いよいよお顔合わせ。当日、実はとても大切なポイントがあります。人の第一印象は、たった3〜5秒ほどで決まると言われていて、そのうち約55%は「見た目=視覚情報」だそうです。

だからこそ、お見合い当日はいつも以上に身だしなみを意識することが大切。会場に入る前に鏡をチェックして、髪が乱れていないか、服がシワになっていないかを確認しておきましょう。

最初にマイナスの印象を持たれてしまうと、そこから挽回するのは正直かなり大変です。お見合いは1時間と限られた時間なので、マイナスからプラスに持っていくのは簡単ではありません。だからこそ、最初のひとことはとびきりの笑顔で。「はじめまして」と明るく挨拶するだけで、印象はぐっと良くなります。

お見合いは、1日に複数件入っている方も少なくありません。その中で「また会いたい」と思ってもらえるかが勝負になります。お見合いは基本1時間。その短い時間の中で、相手のことを知りつつ、自分のこともしっかり伝えられるかが大切です。

事前に開示されているお相手のプロフィールには、必ず目を通しておきましょう。プロフィールに沿った話題を振るだけでも、「ちゃんと見てくれている」という好印象につながります。

3ヶ月成婚を目指すなら、最初の一歩を遅らせない

お見合いが終わったら、翌日の13時までに相談所へお返事をします。お互いに「もう一度会いたい」という意思がそろうと、仮交際がスタート。このタイミングで、お相手のフルネームと連絡先が開示されます。まずは男性からファーストコールをして、初回デートの日程を決め、その後は直接やり取りしながら交際を進めていきます。

最近は、コミュニケーションが少し苦手な方も多く、ファーストコールをしたもののデートの約束が決まらないまま、2〜3週間過ぎてしまうケースもあります。これでは、相談所が目指す「お見合いから3ヶ月で成婚」から遠ざかってしまいます。ファーストコールの目的は、あくまで“デートの約束”。ここは忘れずに意識しましょう。

デートの決め方もポイントです。「どこにしましょうか?」と聞かれて、「どこでもいいです」「そちらに合わせます」と返してしまうと、話がなかなか進みません。そんなときは、「新宿・渋谷・表参道ならどこがいいですか?」や、「和食・イタリアン・中華だとどれが好きですか?」といったように、選択肢を3つほどに絞って提案するのがおすすめ。相手も答えやすく、スムーズに決まりやすくなります。

頑張っているあなたほど、相談所が力になれる

今の婚活方法は、マッチングアプリや知人の紹介、職場での出会いなどさまざま。その中で、私が携わっている結婚相談所が特に向いているのは、恋愛経験が少ない方、消極的な方、条件を重視してお相手を選びたい方、そして短期間で結婚を目指したい方です。

消極的な方や恋愛経験が少ない方がアプリを使うと、メッセージのやり取りだけで自然消滅してしまい、実際に会うところまで進むのは意外と難しいもの。どう連絡を取ればいいのか、何を話せばいいのか分からず、そこで止まってしまう方も多いのです。結婚相談所では、そんなときにアドバイザーが間に入ることで、出会いから交際までをスムーズに進めることができます。

「これから婚活を始めようか迷っている」「自分なりに頑張っているけど、なかなかうまくいかない」、そんな方こそ、一度、結婚相談所の扉を開いてみるのがおすすめです。また、婚活のリアルな現場をお伝えさせていただきますね。

Information

東京・青山 結婚相談所「マリーミー」
恋愛・婚活アドバイザー 植草れいあさん

恋愛・婚活ファッションアドバイザー。結婚相談所マリーミー代表の植草美幸の長女。 学生時代より、母親が運営するマリーミーにてアルバイトを開始。2021年、社員としての勤務をスタートし、入会カウンセラー業務や各種サポート業務を担当。2023年にアドバイザーとして独り立ちし、主に婚活ファッションのアドバイスを行う。 2025年より、オリジナルブランド「Marry me」の責任者およびイメージモデルに就任。

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