Appleが日本限定で「iPhoneのサイドボタンからSiri以外のサードパーティー製音声アシスタントを起動できる機能」をiOSに搭載へ

iPhoneには電源のオン・オフやスリープといった基本的な操作に使われる「サイドボタン」がついています。Appleの開発者向けドキュメントで、「日本限定でサイドボタンから音声会話アプリを起動できるようにする」ことが公表されました。
Launching your voice-based conversational app from the side button of iPhone | Apple Developer Documentation
Apple confirms side-button support for 3rd-party assistants in Japan - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2025/11/17/iphone-replace-siri-side-button-japan-ios-26-2/
サイドボタンは短く一度だけ押すとiPhoneをスリープ状態に、音量ボタンと一緒に長押しすると電源オフにすることが可能。また、サイドボタン単体を長押しするとSiriが起動します。

Appleは2025年11月17日に、開発者向けにiOS 26.2 beta 3をリリースしました。Apple関連ニュースサイトの9to5MacがこのiOS 26.2 beta 3のコードを確認したところ、iPhoneのサイドボタンからSiri以外のサードパーティー製音声会話アシスタントを呼び出せるように準備を進めていることが判明しました。
9to5Macによると、iOS 26.2 beta 3にはサイドボタンで起動する「SystemVoiceAssistant」というシステムアプリが搭載されており、音声対応アプリをサイドボタンに割り当てることができるほか、「APP_NOT_AVAILABLE_FOR_SIDE_BUTTON_IN_REGION(あなたの地域では、アプリをサイドボタンで使用できません)」というコード文字列も見つかったとのこと。
そして、Appleは開発者向けブログで「iPhoneのサイドボタンから音声会話アプリを起動する - 日本のユーザーがiPhoneのサイドボタンを設定して、音声ベースの会話アプリを起動できるようにします」と題したドキュメントを公開。その中で、「App IntentsのactivateスキーマAPIが提供する機能は、日本のiPhoneでのみ利用可能であり、Side Button Access権限が必要です。開発中は、iPhoneテストデバイスにプロビジョニングプロファイルをインストールして機能をテストしてください。本番環境デバイスでは、Appleアカウントの国または地域が日本に設定されている必要があり、かつ物理的に日本国内にいる必要があります」と記しています。

さらにAppleは、サイドボタンに音声会話アプリの起動を割り当てられるようになることで、SpotlightやApp Shortcutsなどと統合し、アプリの機能に瞬時にアクセスできるようになる可能性を示しています。Appleはこの機能がiOS 26.2でリリースされるとは明言していませんが、ベータ版に同様のコードが含まれていたことを考えると、実装されるのは遠くなさそうです。
