KNB北日本放送

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射水市で長年、利用されている県営渡船について、県はきょう、今月の日曜日に2日間、運航を休止する社会実験を行うと発表しました。
背景には船の老朽化や職員不足があり、運航体制の見直しに向けた参考にしたいとしています。

射水市の越ノ潟と堀岡を結ぶ県営渡船について、県は今月16日と23日の日曜に運航を休止すると発表しました。
代わりの交通手段としてジャンボタクシーを運行する予定です。
ジャンボタクシーの運行は原則30分間隔で、県営渡船とほぼ同じですが片道の所要時間は船より少し長いおよそ10分で、定員は船の110人に対し10人となっています。

この社会実験の背景には、船の老朽化や職員の高齢化、人手不足があります。
県は今後の運航体制の見直しを検討しています。

県営渡船の運航は1967年、富山新港の建設に伴い新湊の町が東西に分断されたことを受け、住民の移動手段を確保するために始まりました。
ただ、利用者は減少傾向にあり、ピーク時には年間80万人近くが利用していましたが去年は4万8000人にとどまりました。
2012年には新湊大橋が開通し、分断されたまちを道路で再び結んだこともあり過去には「事業仕分け」で県行政改革委員会から事業廃止が提案されています。

県は「廃止ありきではないが何か手を打たないといけない」として今回の社会実験でどのような影響があるのかを調べ、今後の対応を検討したいとしています。