『真夏日106日目』熊本市の衣食事情 「農家も私たちも大変」「家ではタンクトップ」
熊本市で今年の真夏日の日数が、過去最多の「106日」を記録しました。
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衣・食への影響を見てみましょう。今年の暑さは、私たちの食卓に影を落としています。また、季節先取りのファッション業界からは「業界も変わってきている」という声も挙がっているようです。
「農家も、私たちも大変」
記者「こちらの直売所には朝から多くの人が詰めかけ、昼前にはもう野菜がほとんどありません」
買い物客「もっと早く来れば良かった、空きばっかり」
熊本県内各地の農畜産物が並ぶ直売所。新鮮な野菜の数々に買い物客の手は伸びるものの…。
買い物客「握って見たけど高いからやめた。本当に高い、びっくりします」
買い物客「しょうがないですよね、天候のせいで。農家の人も気の毒だし、私たちも大変だし。でも秋になったら野菜が色々出てきて嬉しいです」
この店によりますと、暑さの影響でダイコンやキャベツ、ハクサイの出荷量が少なく、例年より10円から20円高くなっている野菜もあるということです。
また、今が旬のナシも日に焼け、店頭に並ぶ量はまだ少ないといいます。
食欲の秋。ただ、旬の味覚は財布との相談になりそうです。
ファッション業界に「春と秋がない」
洋服店のショーウィンドウには、秋冬もの、厚手の商品が並びます。ただ、この暑さで半袖の商品を最前列に出す店もありました。
記者「半袖の商品は10月に入っても売れ行きが好調で、一度売り切れたところを他の店舗から取り寄せラインナップしているということです」
半袖の商品を見ていた人は…。
来店客「いやもう、半袖じゃないと。家ではタンクトップを着ています」
創業約60年の洋服店社長の葉さんは、暑さが10月まで続く今、「業界も変わってきている」と言います。
morena 葉亜治さん「秋と春がないので、メーカーも商品を作っていない状態で品数も少ないです。すごくやりづらい状況」
そんな今、勧めている商品が?
葉さん「これは麻、夏の素材です」
記者「かなり薄手ですね。茶色系なので季節感は秋っぽい」
また、ノースリーブに長袖の上着を着るなど、秋らしくも暑さに対応したスタイルを提案しています。
かつては10月の売れ筋だったニット系の商品は、この店ではまだ動きが鈍いということです。
