「藤井風さんとピアノ遊び」の高校時代 ブザンソン優勝の指揮者・米田覚士さん「お互いに刺激しあってるところはあった」【岡山城東高校の先輩後輩】
小澤征爾さんや佐渡裕さんも優勝 若手指揮者の登竜門
世界の若手指揮者の登竜門、「ブザンソン国際指揮者コンクール」で優勝した米田覚士さん(29)【画像①】。
【写真を見る】米田覚士さん・藤井風さんが学んだ岡山城東高校 恩師の森野啓司先生
高校では1学年後輩に、シンガーソングライターでピアニストの藤井風さん(28)がいました。母校の恩師は、「米田さんと藤井さんの2人は、互いに刺激しあっていた」と振り返ります。
9月27日、フランスのブザンソンで開催された「国際指揮者コンクール」で優勝した米田覚士さん。岡山県出身の米田さんは、2021年の東京国際音楽コンクールで入賞し、日本の主要なオーケストラで指揮を務めています。
今回優勝したブザンソン国際指揮者コンクールは、かつて世界的な指揮者・小澤征爾さんや佐渡裕さんも優勝した、まさに「世界の若手指揮者の登竜門」とも言える大会です。
高校の1学年後輩に「藤井風さん」が ともにピアノ専攻だった
米田さんは、岡山県立城東高校【画像②】で音楽を専攻していました。同じ学科の1年後輩には、ミュージシャンの藤井風さん(岡山県里庄町出身)がいました。
恩師の森野啓司さん【画像③】は、「米田さんと藤井風さんの2人は刺激し合っていた」と当時を振り返ります。
(岡山城東高校で音楽を指導した森野啓司さん)
「(藤井風さんは)米田君の1学年下になります」
「男子は音楽をやることは少ないので、米田君の学年と藤井君の学年はよく『アンサンブル教室』というピアノが2台置いてある部屋で、男子で集まってピアノで遊んでいました」
「多分一緒に遊んでいたと思います。藤井風君もピアノ専攻だし、米田君もピアノ専攻で入っていますから、お互いにやっぱり刺激しあってるところはあったと思います」
昼休みに突如始まる 米田さん、藤井さんを交えたセッションも
米田さんの高校時代の同級生で、現在はユーチューバーピアニスト「フォルテ」として活動する渡辺光貴さんです【画像④】。
(渡辺 光貴さん)
「時代が巡ったというか、本当になんか集結してて、自分としても『何かすごい時代に城東高校にいたんだな』っていうのは感じます」
「昼休みに風くんが演奏してるのを見に行って、今度は米田くんが演奏してみて、今度は俺が演奏してみたいなことをしてましたね。そうしていると、クラスの男子のチェリストも交じって演奏したりして、昼休みなのにずっと音楽をしていました」
「音楽で遊びすぎて授業をすっぽかす」好きであることは最大の才能
岡山城東高校での恩師・森野さんは米田さんのユニークなエピソードを教えてくれました。
(岡山城東高校で音楽を指導した森野啓司さん)
「米田君は、本当によく『音楽で遊んでいた』というのがあって、仲間も大好きなので、ちょっと友達と遊びすぎて、授業をすっぽかして、遅れて怒られたっていうことはありましたね」
「音楽が好きということは、彼らの特徴だし魅力であるということは本当に言えると思いますので、僕がいつも思うのは『好きであるというのは最大の才能』だと思ってるので、彼は音楽が好きという最高の才能を持っていたと思います」
「そうやって城東高校からいろんな生徒たちがのびのびと育っていってくれてることがとても嬉しく誇りに思いますので、これからもいろんな才能を持った人たちを応援していきたい」
米田さんの活躍に、地元・岡山からもより大きな期待が寄せられています。

