最も人気の高いアメ車は? 米国の歴代ベストセラー車 トップ30(後編) 第1位は桁外れのあのクルマ
16位:シボレー・カマロ(559万4000台)
1966年に発売されたカマロは、2024年モデルを最後に生産終了となった。6代目となるこのモデルの後、シボレーは異なる形態で復活する可能性を示唆している。アメリカン・マッスルカーの典型ともいえるスタイルと性能を体現し、長く愛されている。
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カマロは当初、大人気のフォード・マスタングに対抗するために急遽投入された。車名の意味について尋ねられたシボレーの回答は、「マスタングを食べる小さな獰猛な動物」というものであった。

16位:シボレー・カマロ(559万4000台)
15位:ビュイック・ルセーバー(600万台)
ルセーバーは、1959年から2005年までビュイックが販売していたフルサイズ車である。快適な乗り心地と控えめな性能、そしてサイズの割には驚くほど優れたハンドリング性能を備えていた。
長い生産期間中、ビュイックで最も人気の高いクルマであった。実際、ルセーバーは2005年には米国で最も売れたフルサイズ車であったが、同年に生産中止となった。8世代にわたって生産された。

15位:ビュイック・ルセーバー(600万台)
14位:シボレー・キャバリエ(643万4000台)
2年前に北米で発売されたフォード・エスコートと同様のアプローチを採用したキャバリエは、GM初の「ワールドカー」であった。国内だけでなく、GMの海外子会社が容易にリバッジできるように設計されていた。
キャバリエは1982年から2005年まで生産されていたが、2021年までは中国市場専用の4代目モデルが販売されていた。コンパクトカーの需要が高まっていた1980年代、シボレーのFFコンパクトカーは日本製輸入車に対して非常に優れたパフォーマンスを発揮した。

14位:シボレー・キャバリエ(643万4000台)
13位:フォード・レンジャー(768万3000台)
レンジャーは、シボレーのS-10およびコロラドに対するフォードの強力なライバルである。1983年から2012年まで生産され、2019年に4代目が北米で再導入された。
レンジャーは信頼性が高く、整備も容易なことで知られている。また、パワフルなエンジンと優れたオフロード性能でも人気がある。

13位:フォード・レンジャー(768万3000台)
12位:フォードEシリーズ(820万台)
「エコノライン」とも呼ばれるEシリーズは、1961年に発売されたフォードのフルサイズバンである。2015年に後継のフォード・トランジットに取って代わられ、現在生産されているのはEシリーズのシャシーのみである。
エコノラインがこれほどまでに人気を獲得できた理由は、このプラットフォームが持つ汎用性の高さにある。乗用車仕様や貨物車仕様など、さまざまな構成が可能であり、救急車からアイスクリームトラックまで幅広い用途に対応しているのだ。

12位:フォードEシリーズ(820万台)
11位:フォード・トーラス(840万4000台)
1986年から2019年にかけて、6世代のトーラスが生産された。頑丈で信頼性の高いトーラスは、それまでポリスインターセプター(パトカー)として長年愛用されてきたクラウンビクトリアに代わって2013年に導入された。
生産における統計的工程管理モデルなど、フォード社内で多くの革新をもたらした。この効率的な品質管理により、消費者のニーズを満たすことができた。

11位:フォード・トーラス(840万4000台)
10位:フォード・エクスプローラー(893万6000台)
この4ドアSUVは、2ドアのブロンコIIの後継車種として1991年に導入された。トーラスと同様に、エクスプローラーはクラウンビクトリアの代替としてパトカーに採用されている。
快適性、荷室の広さ、信頼性の高いエンジンを備えたエクスプローラーは、米国のベストセラーSUVである。かつては非常に簡素で実用本位だったSUVクラスに、標準装備を詰め込むことで大成功を収めた。現在、6代目である。

10位:フォード・エクスプローラー(893万6000台)
9位:オールズモビル88(964万7000台)
1949年から1999年まで生産されたフルサイズ車で、一時期はオールズモビルで最も収益性の高いクルマであった。一部では、この88が史上初のマッスルカーであるという見方もあるが、この主張は近くのクルマ好きの人と激しい議論になるかもしれない。
初期の88は、米国車の中でも最高クラスのパフォーマンスを誇る1台であった。軽量で、先進的なOHV高圧縮V8エンジンを搭載していたため、スピードを求める消費者の間でヒットを飛ばした。

第9位:オールズモビル88(964万7000台)
8位:フォード・マスタング(1020万台)
象徴的なマスタングは「ポニーカー」ブームを生み出し、多くの競合車を輩出した。そのうちの数車種がこの記事にもランクインしている。1964年以来、継続的に生産されており、現在フォードで最も息の長いモデルである。
コストを抑えるため、フォードは既存のモデル、主にコンパクトカーのファルコンの部品を流用する設計とした。発売初年度には40万台が販売され、初日だけで2万2000台が売れた。

第8位:フォード・マスタング(1020万台)
7位:シボレー・マリブ(1130万台)
この中型車は、カリフォルニア州の陽光あふれる海岸沿いの都市の名前に由来する。1965年に初めて登場したマリブは、1983年から1997年まで生産が途絶えた時期があったものの、現在も生産が続けられている。
マリブは広々とした車内と静かで快適な乗り心地で知られている。セダンからSUVへの人気移行により市場シェアが縮小する中、2022年には前年比で大幅な販売増を記録するなど、好調を維持している。

第7位:シボレー・マリブ(1130万台)
6位:オールズモビル・カトラス(1190万台)
1961年に初めて登場したオールズモビル・カトラスは、1977年には63万2742台を販売し、米国で最もポピュラーなクルマとなった。1999年に生産終了したが、自動車業界に大きな影響を与え、オールズモビルで最も成功したモデルとなっている。
カトラスは、独特なスタイルと豪華な装備で人気を博した。カトラス・シュプリーム、4-4-2、ハースト/オールズなど、多くの派生車種が生まれた。 6世代が生産された。

第6位:オールズモビル・カトラス(1190万台)
5位:ラム・ピックアップ(1213万5000台)
このフルサイズピックアップトラックは1980年から生産されており、当初は「ダッジ・ラム」として販売されたが、その後、ラム(RAM)は独立したブランドとなる。スムーズで快適な乗り心地、信頼性の高いパワートレイン、広々とした車内空間で定評がある。
ラムは米『モータートレンド』誌のトラック・オブ・ザ・イヤーを合計8回受賞している。現行の5代目モデルは、同賞を3回受賞するという特別な栄誉に輝いており、これは史上初の快挙である。

第5位:ラム・ピックアップ(1213万5000台)
4位:シボレー・シルバラード(1407万5000台)
シルバラードはフルサイズトラック、シャシーキャブトラック、中型トラックとして販売されている。当初は1975年発売のシボレーC/Kトラックの最上級グレードであったが、1999年に独立したモデルとなり、現在も生産が続けられている。
シエラというGMCブランドの兄弟車と並んで、シルバラードは万能のトラックである。幅広い構成オプションと、オフロードでもオンロードでも優れた性能を発揮する点が消費者に愛されている。

4位:シボレー・シルバラード(1407万5000台)
3位:フォード・モデルT(1500万台)
モデルT(T型フォードとも呼ばれる)は、世界で初めて大量生産された自動車であり、中流階級の人々にも自動車を身近なものとした偉大な1台である。フォードは流れ作業方式の生産を採用することで、それまでよりもはるかに低価格でモデルTを販売することができた。
1920年代初頭には、世界中の自動車の半数がフォード車となっていた。1927年5月25日、ヘンリー・フォードと息子のエドセルは、1500万台目のモデルTを自ら運転して工場から出荷した。これが、モデルAに引き継がれる前の生産最終日となった。

第3位:フォード・モデルT(1500万台)
2位:シボレー・インパラ(1670万台)
インパラは、長きにわたって生産されたシボレーの人気フラッグシップモデルである。1957年から2020年まで生産されたが、1986年から1994年、そして1997年から1999年にかけては生産が中断されている。
インパラは「SS」という名称を初めて採用したモデルであり、60年代から70年代にかけてのマッスルカーブームの先駆けとなった。10世代にわたって生産されたインパラは数々の賞を受賞し、多くの人々を魅了した。

2位:シボレー・インパラ(1670万台)
1位:フォードFシリーズ(4000万台以上)
フォード Fシリーズは他のクルマを圧倒的に引き離し、米国製自動車として史上最高の販売台数を誇る。1948年以来、継続的に生産されており、2022年1月に4000万台目が組み立てラインから送り出された。
Fシリーズは、それまでの既存モデルのプラットフォームを流用していたトラックとは異なり、専用設計のプラットフォームを採用した初のトラックである。シリーズの中で最も人気のあるモデルがF-150であり、その多用途性、信頼性、そして「Built Ford Tough」の耐久性で人気を博している。現在、米国の4か所で生産されており、2021年にはライトニングという名称のF-150のBEVモデルが発売された。

1位:フォードFシリーズ(4000万台以上)
