田川は「テンション上げてやっていこう」と浦和戦当日の朝から気持ちを盛り上げたという。写真:福冨倖希

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[J1第27節]鹿島 0−0 浦和/8月17日/県立カシマサッカースタジアム

 今夏にスコットランドのハーツから鹿島に加入したFW田川亨介は8月17日、J1第27節の浦和戦で70分からピッチに登場。試合は0−0の引き分けに終わったが、田川は、スピードを生かしたドリブル突破やフリーランニングなどで存在感を示した。

 FC東京時代以来、約2年8か月ぶりにJリーグのピッチに立った田川は以下のようにコメントした。

「楽しかったのが一番。ほかには、出来ることがまだまだあって、課題も見つかりました。これからもっと馴染んでいけるように練習からどんどん取り組んでやっていきたい」

 浦和戦では4−2−3−1の右サイドのほか、システムを4−4−2に変更して、鈴木優磨と2トップを組む場面も見られた。
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「役割はちょっとは変わりますけど、大本はそんなに変わらないというか、背後に抜けることには変わりないので、それをどんどんやり続ければ良い。サイドでも前でも同じだと思います」

 また、「優磨くんはけっこう落ちて組み立ててくれる」ため、自身は常に浦和の最終ラインの裏を狙っていたという。

「普段からやっていることを出していけば、チームに貢献できると思う。そこは続けたい」と手応えも得たようだ。

 垣田裕暉が柏へ移籍し、27節時点で鹿島のFW登録は7人となっている。しかし、チャヴリッチが負傷離脱中で、知念慶がボランチ、師岡柊生が2列目に主戦場を移しており、2種登録の徳田誉と吉田湊海は大器ではあるものの、まだ1試合を通した戦力ではない。つまり、実質FWは鈴木と田川のふたりになる。

 エース鈴木への依存が高まるなかで、田川への期待は決して小さくない。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)