マツコ・デラックスさんがMCを務める人気番組『マツコの知らない世界』(TBS系、火曜午後8時57分〜)は、いろんなジャンルのゲストを招き、軽妙なやり取りとともに、ゲストの得意分野を深く掘り下げて紹介する内容が魅力です。今…

マツコ・デラックスさんがMCを務める人気番組『マツコの知らない世界』(TBS系、火曜午後8時57分〜)は、いろんなジャンルのゲストを招き、軽妙なやり取りとともに、ゲストの得意分野を深く掘り下げて紹介する内容が魅力です。今夜4月2日の放送では、「春の離島の世界」が取り上げられます。『おとなの週末Web』でも、これまでに、「離島」を連載しました。各記事の抜粋で、振り返ります。

「篠島」と「伊勢神宮」 神明神社、八王子社…古材は80年にわたって受け継がれる

愛知県に離島が3つあることをご存じでしょうか。「篠島(しのじま)」「日間賀島(ひまかじま)」「佐久島(さくしま)」です。名古屋圏では身近な行楽地として知られた存在ですが、首都圏を含め他の地域で暮らす方々には、ほとんどなじみのない島なのではないでしょうか。知多半島と渥美半島に囲まれた三河湾口部寄りに位置するこの3島は、風光明媚な環境はもちろん、豊かな海の幸も魅力です。

第1回は、伊勢神宮とのかかわりが深い「篠島」の伝統と海の恵みに迫ります。

(中略)
篠島は周囲が約8km。知多半島の先端から約4km沖に位置しています。有名なのは、伊勢神宮との深いかかわりです。島内にある神明(しんめい)神社(771年に伊勢神宮の古材を使って建立)と、八王子社(1288年建立)に、その接点を色濃く見ることができます。

篠島観光協会の荒木信昌会長ら地元の人に案内されて、神明神社へ。美しい砂浜が約800m続く前浜(ないば)から内陸に向かって徒歩で1〜2分程度。家屋の並びに、神明神社はありました。

美しい砂浜の前浜

1200年以上も島民を護ってきた由緒ある神社と、伊勢神宮との接点は何なのか。その答えは、20年ごとに行われる「式年遷宮」にあります。「二十年に一度、社殿と神宝を新調して大御神にお遷り願う神宮最大の神事」(伊勢神宮のホームページより)。この式年遷宮では、20年に1度、社殿が建て替えられます。その際に出た古材が篠島に運ばれ、神明神社の造営に使われるのです。

神明神社

つまり、神明神社も20年に一度建て替えられることになります。次にその古材は、八王子社で使われます。八王子社の古材は、さらに島内に点在する小さな社に用います。

「こうして80年にわたって、形を変えて、使われ続けるのです」。荒木会長のお話をうかがいながら、改めて神明神社の社殿に向き合います。かつて訪れたことのある伊勢神宮の光景を重ねました。歴史の重みが胸に迫ってきました。

(中略)
篠島では、神明神社や八王子社以外でも、伊勢神宮を感じることができました。

荒木会長と中村支配人に連れられて向かったのは、篠島の最南端「太一岬 キラキラ展望台」。伊勢神宮を遠く望む遥拝所です。昭和30年代に倒壊した鳥居が、式年遷宮にあたり、伊勢神宮から下賜された古材を使って2015年に再現されました。NPO法人地域活性化支援センターから、“プロポーズにふさわしいロマンティックなスポット”として「恋人の聖地」にも選定されています。

キラキラ展望台と鳥居

訪問した時は、午後2時半過ぎ。ほぼ太陽の方角が伊勢神宮です。まぶしい光の向こうに伊勢神宮があります。そう思うと、太陽に向かって自然と手を合わせ、頭を下げていました。眼下には、陽光に照らされてキラキラ輝く美しい海原が広がっています。眺めていると、忙しない日常が遠ざかっていきます。心が安らぐ絶景の“聖地”です。

※記事の全文は、下記のURLから読めます。

・伊勢神宮とともに…「篠島」で感じた1200年の伝統と海の幸 愛知の離島に行く(1)
https://otonano-shumatsu.com/articles/247861

伊勢神宮とともに…「篠島」で感じた1200年の伝統と海の幸 愛知の離島に行く(1)

「日間賀島」では「タコ」がお迎え、フグも特産品に

第2回では、「タコ」と「フグ」で有名な「日間賀島」で味わった絶品料理と人生初の“調理”など貴重な体験を振り返ります。

篠島から、定期高速船でわずか10分。来た航路を戻って、日間賀島の玄関口の西港に到着します。

出迎えてくれたのが「タコ」でした。高速船乗り場から向かって左側の背後には、「歓迎 日間賀島 西港」と書かれたタコのモニュメント。そして、右側の少し高台には、タコを模した駐在所が見えます。

歓迎タコのモニュメント
タコの駐在所

今回は、河和(こうわ)港から定期高速船に乗るコース(約20分)でしたが、知多半島突端の師崎港からだと2・4kmの近距離でわずか約10分。一周約5・5km、一番高い地点でも約30mの平坦な名古屋から一番近い島です。

島民は1806人(2021年3月末現在)で、3島(篠島1581人=2021年3月末現在、佐久島212人=2021年12月1日現在)で一番多い人口を誇ります。面積は0・77平方kmで3島(篠島0・94平方km、佐久島1・73平方km)の中で一番小さく、日本の離島では一番の人口密度です。ちなみに人口密度2位は篠島。南知多町の離島2島が、上位を占めています。

島には、古くから「タコと阿弥陀如来の伝説」が伝わっています。昔、地震があって、日間賀島と佐久島の間にあった島の寺の阿弥陀如来像が海に沈みました。後に漁師の網に掛かって引き上げたところ、阿弥陀如来像を守るかのように大ダコが絡みついていたのだそうです。

この伝説に加え、島ではタコの餌となるアサリやカニが多く生息していることからタコが豊富に獲れました。これらのことから、観光資源にしようと、「タコの島」を全面的にアピールしてきました。

平成に入ってからは、フグの漁獲量が増え、特産品に。以来、日間賀島では「多幸(たこ)の島 福(フグ)の島」として、大々的な周知活動を行っています。トラフグをはじめ、サバフグやミズフグなども獲れます。

(中略)
フグと同時に、日間賀島の昔からの代表的グルメともいうべき存在がタコです。島の周囲には、約1万個のタコ壺が仕掛けられています。

看板料理は、真ダコを1匹使った塩ゆで。直径2cmほどもある足を1本丸かじりする贅沢に、思わず表情が緩みます。塩味が絶妙で、旨味が口の中に広がります。それに弾力があって、歯応えがたまりません。これは、美味い!

1匹丸ごと塩ゆでされたタコ

日間賀島のタコ壺で獲れたタコは量が少ないので、基本は島内でしか食べることのできない“門外不出”の逸品だそう。これこそ、日間賀島に来た幸せを実感できる至高のグルメだと思いました。

食事のほかにも、貴重な体験が日間賀島ではできます。干しタコを自分で作れてしまうのです。「ひっぱりダコ」の語源という説も。干されたタコが民家の軒先で揺れる光景は、日間賀島の秋から冬にかけた風物詩だということです。

軒先に干されたタコ

※記事の全文は、下記のURLから読めます。

・タコの丸ゆで、干しタコ体験、フグを堪能 「日間賀島」は噂通りの“多幸(たこ)”と“福(ふぐ)”の島だった! 愛知の離島に行く(2)
https://otonano-shumatsu.com/articles/250329

タコの丸ゆで、干しタコ体験、フグを堪能 「日間賀島」は噂通りの“多幸(たこ)”と“福(ふぐ)”の島だった! 愛知の離島に行く(2)

アートの島「佐久島」コナンに登場「おひるねハウス」

最終回で取り上げるのは、3島で一番広いのに最も島民が少ない「佐久島」。点在するユニークなオブジェで近年注目を浴びている話題の「アートの島」です。

3島で最後に訪れたのは、佐久島です。海岸の総延長は約11kmで、第2回でも触れたように面積は1・73平方kmと一番大きいのに、人口はわずか212人(2021年12月1日現在)。東港渡船場付近には乗客らがいますが、島に降り立ち、付近の通りを歩いても、平日のお昼間ということもあって、ほとんど人に巡り合いません。

佐久島は、南知多町の篠島と日間賀島とは自治体が異なり、西尾市に含まれます。他の2島とは違って、西尾市の一色港から高速船が出ていますが、JR東海ツアーズが用意したEXサービス会員限定「島たびパス」による貸し切り船「海上タクシー『オルカ』」で、日間賀島から渡りました。時刻表では15分となっていますが、約10分で到着です。

(中略)
西港には、「弁天サロン」という2階建ての古民家を改修した文化交流施設があります。佐久島は、地域おこしとして、1996(平成8)年から「アートの島」をアピールしています。現在、島内に点在する常設の主要なアートは22点。98年からそのアート活動の拠点となっているのが、「弁天サロン」です。

(中略)
弁天サロンの脇に自転車を止め、佐久島に来た最大の目的を目指します。島を代表するアートともいうべき「おひるねハウス」です。人気アニメの劇場版『名探偵コナン 天空の難破船』(2010年公開)に登場したことで、コナンのファンにも有名です。

「おひるねハウス」は佐久島のアートの中で代表的な存在だ

弁天サロンからいったん内陸に入って昔ながらの集落を抜け、5分ほど歩くと、再び海に出ます。浜辺に、その“黒い立方体”が建っていました。サイズは、3m×3m×3mの小屋のような木造の大きな建造物。建築家の南川祐輝(ゆうき)さんの作品です。2004年に建てられ、傷んだため13年に再制作されました。

おひるねハウス

(中略)
「ゴールデンウイークの時は、写真を撮るのに2時間待ちだったんです」(三矢さん)。たしかに、空間は9つしかないので、大勢詰めかけると、記念撮影も一苦労です。平日のこの日は、他に観光客はおらず、のんびりと眺め、寝そべることができました。

「イーストハウス」は空と海がいっそう映える

※記事の全文は、下記のURLから読めます。

・アートの島「佐久島」で体感したユニークなオブジェ コナンにも登場した休日は2時間待ちの「おひるねハウス」とは 愛知の離島に行く(3完)
https://otonano-shumatsu.com/articles/250542

アートの島「佐久島」で体感したユニークなオブジェ コナンにも登場した休日は2時間待ちの「おひるねハウス」とは 愛知の離島に行く(3完)

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