左足を振り抜いて決勝点を挙げたカンテ。これで3戦連発だ。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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[J1第25節]湘南 0−1 浦和/8月25日/レモンガススタジアム平塚

 ゴールを決めてきた経験と自信は、今節でも結果を掴む大きな力となった。

 自らの得点でチームを勝利に導いた前節の名古屋グランパス戦のあと、浦和レッズのFWホセ・カンテは「ストライカーとして、常にゴールのマインドがないといけない」と語っていた。迎えた今節の湘南ベルマーレ戦でも決勝弾。1−0の勝利に貢献した。

 この試合で唯一の得点は62分に生まれる。相手のクリアボールを拾った岩尾憲が縦パスをカンテにつけると、32歳のストライカーはワントラップから左足で巻くシュートを放つ。ボールはポスト内側に当たってゴールに吸い込まれていった。
【動画】ホセ・カンテの決勝弾!
 これで前々節のサンフレッチェ広島戦からリーグ戦3連発となった。広島戦ではペナルティエリア外から狙いすましたミドルを打ち抜き、名古屋戦、湘南戦ではどちらも狙いすましたコントロールショットで歓喜を呼び込んだ。

 多彩なシュートパターンで次々とネットを揺らす。ギニア代表FWは、なぜここまでゴラッソを決められるのだろうか。

 まず挙げたのは「過去にもこのようなシチュエーションからゴールを決めてきた」という経験値だ。今までの成功体験が武器となって、その瞬間でのイマジネーションに結びつける。

 そして、その成功体験は次の試合への勇気にもなる。今節の得点は、狙った軌道ではなかったようで「今日はシュートを打った時、あのような軌道になるとは思っていなかった」と振り返っている。

 それでも得点を重ねるためには「何事もトライが大事」。この男には揺るぎない経験と自信がある。きっとそれらがカンテの語る「ゴールへのマインド」の一つなのだろう。

取材・文●藤井圭(サッカーダイジェストWeb編集部)