石川遼は腰痛による棄権から3週ぶり復帰 「ここにいるからには当然準備はできている」
3週前の「東海クラシック」で腰痛を発症し、2日目の途中で棄権した石川遼。次週のトーナメントは欠場し、先週は「ZOZOチャンピオンシップ」開催で空き週だったため、この「日本オープン」が復帰戦となる。
開幕前日のきょうは、世界ランキング32位のアダム・スコット(オーストラリア)、ハン・リー(米国)、「パナソニックオープン」でアマ優勝を成し遂げた話題の蝉川泰果(東北福祉大4年)と楽しそうに12ホールをラウンドし、腰痛を感じさせない元気な姿を見せた。
「僕のなかではZOZOの週の頭から練習を再開できると思っていたんですけど、あまり焦らないほうがいいと思って、結局、水曜日から練習を再開しました」。棄権してから10日間はクラブを握らず、トレーニングもせず、「歩くだけ」で治療に努めた。いまは「症状もなくかなり自由に打てる」が、「腰の不安は拭い切れてない。0%ではない。これからシーズン終了まで気を付けて、オフにもっと体を強くしないといけない」と細心の注意を払いながらの戦いとなる。
19年にも腰痛で「中日クラウンズ」を途中棄権しているが、症状については「19年は肉離れっぽい感じで筋肉の炎症だったんですけど、今回はどちらかというと神経系かなという感じ。なので症状は13年とか14年頃に似ている」と話す。腰をいつも診てもらっている先生からは、「腰の骨と骨の間隔がかなり狭くなっているから注意が必要」と診断された。
腰痛発症の原因については「けっこう振れるようになってきて、めちゃくちゃ振りまくっていたら、痛めてしまった。あんまり調子に乗りすぎてはいけないな」と分析する。スイング改造が固まりスピードを上げたことで、腰に負担がかかったようだ。その反省から「フルスロットルでリミッターを外してというのは、まだトライしていない」という。続けて「でも、それができたらスコアが出るわけではない。脱力がいいってよく言うから、もしかしたらいいかもしれない」と、悲壮感はなく明るく話す。
3週ぶりの復帰戦だが、試運転だけで終わるつもりもない。「だいぶ鈍ったなという感じはあるんですけど、ここにいるからには、いまの状態のなかでベスト尽くしていくように、当然準備はしている」。メジャー制覇への強い気持ちを見せた。
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