石破氏、台湾有事「備えを」具体的議論に意欲 日本議員団、蔡総統と会談
石破氏は、台湾有事への備えの必要性を訴えた上で、どのような事態を想定し、どのような条約、法律に基づき、どの部隊を運用するのかといった対応策について、「それぞれが共通の理解を持たなければ抑止力にならない」と指摘。「シンパシーを共有するあまり、具体的な詰めが不十分だったのではないかと反省している」と語った。
蔡総統は議員団の訪台を歓迎。死去した安倍晋三元首相が台日間の友情を築くのに重要な役割を果たしたとし、哀悼の意を表した。
安全保障については、台湾を守ることは自国の主権を守るためだけでなく、「地域の安全保障において第1列島線上に位置する戦略的に重要な防衛線を守るためでもある」と言及。日本など理念の近い国々と協力し、インド太平洋地域の安定と平和を維持していく姿勢を示した。
▽超党派議員、30日まで滞在
一行は27日に台湾入り。石破氏と浜田靖一元防衛大臣が共同で団長を務め、30日まで滞在する。安倍元首相の死去で台日間のつながりが弱まるのではとの懸念を払拭し、日本の台湾重視の姿勢を改めて示す目的があるとみられる。
欧米の要人の訪台も相次いでおり、今月は欧州議会のベーア副議長やエスパー前米国防長官らが台湾を訪れた。
(温貴香/編集:楊千慧)
