日本は、自国社会の安全に自信を持ちすぎているかもしれない=中国メディア
記事は、楽しいはずのハロウィンの日に、日本では悲劇が発生したとして、10月31日の夜に東京都内を走行していた電車内で男が刃物を振り回した上で男性を刺し、さらに車両に火を放って17人が負傷する事件が起きたと紹介。バットマンのキャラクター・ジョーカーの格好をした男の狂った行動に車内の乗客がパニックになったこと、警察に身柄を確保された男が「死刑になりたくてやった」と供述したことを伝えるとともに、今回の事件が「鉄道に保安検査システムがないという日本の致命的な問題を露呈した」と評している。
そして、刃渡りの長いナイフなどの危険物は電車車内への持ち込みが禁止されており、もし保安検査が実施されていれば17人もの負傷者を出すような事件は起きなかっただろうとし、「誰でも自由に乗れてしまうがゆえに、このような惨劇が発生してしまうのだ」と指摘した。さらに、日本の市民からも中国の地下鉄のように保安検査を日本の鉄道に早く導入すべきだったとの声が出ているとした上で「残念ながら、遅きに失した」と伝えた。
また、中国以外の欧米諸国でも鉄道の保安検査は実施されているとし、その中で先進国であるはずの日本では導入されていないのは「自国の社会の安全に対して自信を持ちすぎているからにほかならない」と指摘するとともに、現実において今回のような事件が発生する以上日本は日本人が考えているほどもはや安全な社会ではないとし、鉄道の安全を守るためには保安検査を実施する以外に道はないとの見方を示している。
今まで当たり前だったことが当たり前ではなくなり、それまでの考え方が通用しなかったり、過去のやり方では対処できなかったりという事柄が増えつつある印象を覚える。穏やかな日々を過ごすためには、従来の常識という縛りを解き放つ必要があるのかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
