辛いものを食べる習慣のある韓国では、2019年ころに麻辣湯(マーラータン)ブームが到来したと言われるが、中国生まれの麻辣湯は韓国で今も人気だという。(イメージ写真提供:123RF)

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 辛いものを食べる習慣のある韓国では、2019年ころに麻辣湯(マーラータン)ブームが到来したと言われるが、中国生まれの麻辣湯は韓国で今も人気だという。中国メディアの捜狐はこのほど、「韓国の麻辣湯ブームで、中国ビールの売れ行きが好調だ」と指摘する一方、逆に日本ビールは低迷していると紹介する記事を掲載した。

 韓国の麻辣湯ブームは、中国人にとって気分が良いことのようだ。ブームが始まってから2年の間に専門店が多く出店し、ネットで専門店を紹介する人や、麻辣湯を自宅で作るために食材を買う人も非常に増えたと伝えている。

 さらに、ブームの相乗効果で「中国ビールが売れている」という。麻辣湯は中国ビールと相性が良く、ブーム前と比べると10%以上の増加となり、日本ビールは逆に韓国でシェアを落としていると紹介した。

 記事は、韓国で日本ビールが中国ビールに負けているかのように伝えているが、日本ビールの販売が落ち込んだ直接的な原因は、麻辣湯ブームよりむしろ、日韓関係の悪化を背景とした日本製品不買運動にあると言えるだろう。

 不買運動により、韓国への日本ビールの輸出量は激減し、一時期は0になったことさえある。2020年春以降は回復傾向にあると報道されているが、不買運動前の水準に戻るまでには、まだ時間がかかりそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)