伝統衣装に身を包み、夫と笑顔で記念写真におさまる高樹沙耶

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「実は夫と一緒になって、そろそろ2年になります。決して隠していたわけではないんですが、バレていないなぁとは思っていました」

 こうノロけるのは、芸能界を引退後、石垣島で民宿経営をしている高樹沙耶(57)である。“大麻界のジャンヌダルク”のハートを射止めたお相手とは……。(「“大麻ツイート”をやめた理由をお話します……高樹沙耶が石垣島で語ったホンネ」の続き)

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 写真は、昨年3月、沖縄県那覇市内の写真館で撮られたものである。沖縄の伝統衣装をまとい、幸せそうに写真に収まる二人。一般人ゆえ顔をお見せはできないが、立派なヒゲを蓄え、“琉球王”のような佇まいで彼女に寄り添う男性が夫だという。

伝統衣装に身を包み、夫と笑顔で記念写真におさまる高樹沙耶

「親族だけを呼んで、こぢんまりとした式を挙げた後、記念に撮りました。まだ執行猶予も開けていない時期でしたので、大っぴらにというのも憚られましたので」

 と、高樹は振り返る。馴れ初めは2015年、那覇で開かれたあるパーティだった。

「大麻関連の講演会に私が参加したとき、会っているんです。ただ、私はそのときのことをあまり覚えていなくて……。彼は地元でサラリーマンをやっていた人。活動家というわけではないんですが、海外経験も豊富なため大麻合法化活動に理解があり、イベントによく参加してくれていたのです」

拘置所の“塀の中”で初めて彼を意識した

 その後、“塀の中”で夫を意識するようになったという。高樹は16年、石垣島の自宅で、大麻所持の現行犯で逮捕された後、沖縄刑務所那覇拘置支所に拘留されていたが、

「彼がよく本を差し入れてくれたんです。本の差し入れは1回に6冊までOKなんですが、彼は3か月間に3回も送ってくれて。記憶に残っている本は、遥洋子さんの『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』(ちくま文庫)。当時、私はディベートに苦手意識を持っていたので、とても勉強になりました。他にも私が必要としていた本ばかりだったので、なんでこんなに私のことをよくわかっているんだろう、と不思議に思って……」

ウエディングドレス姿を披露する高樹沙耶(1995年)

 仮釈放後、お礼を言いに行ったのがきっかけで、時々会うようになった。

「ジューン・ブライド」(TBS系列)より

「私は釈放されたものの、裁判が終わるまでの間、石垣に帰ることが許されず、本島に留まり続けねばなりませんでした。その間、彼が身の回りの世話を色々と手伝ってくれました。『閉じこもっていたら体に良くないよ』と、よく食事にも連れ出してくれて。逮捕後に初めて、『週刊新潮』さんに手記を寄せた際、取材場所をセッティングしてくれたのも彼です」

 何より一緒にいて精神的な安らぎを得られたという。

「かなり落ち込んでいましたからね。よく笑わせてくれました。そのうち、どちらからともなく、一緒にいたいって思うようになった感じです。裁判が終わって石垣島に帰ることになったんですが、それまで一緒に民宿を経営していた人たちとは、逮捕がきっかけで離れてしまった。だから彼に、『一緒に手伝って欲しい』と頼んだら、『いいよ』と。そして彼は、仕事を辞めて石垣に移り住んでくれたのです」

プロポーズは“うちの墓に入れば”

 その後、二人で民宿を切り盛りしているうちに事実婚状態に。だが2年経ち、

「島の暮らしですし、周囲の人から『また怪しい男と同居している』みたいに見られるのもどうかな、という話になって。すると、彼が、『うちの墓に入れば。最後まで、婆さんになっても面倒見るよ』って言ってくれたんです。嬉しかったですね」

 今年5月に晴れて執行猶予も開けた。延期していたハネムーンに行こうと思っていた矢先だったが、

「コロナ禍ですからね……。ただ、今も仕事の合間に、裸足のまま山に入ったり、海に潜ったり、共通の趣味である自然のなかで、二人で楽しくやっています。彼は、一人の女性として私を応援したいという気持ちが強かった、と言っています。私は、他人の目を気にせず、覚悟を決めて、私みたいな女性を受け入れてくれた男らしさに惚れました。もう子供はできない齢ですので、このまま二人で仲良く老いていきたいです」

週刊新潮WEB取材班

2020年11月4日 掲載