2013年以来7年ぶりにトッテナムに復帰したベイル。(C)Getty Images

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 9月19日、トッテナムはレアル・マドリーからウェールズ代表FWガレス・ベイルを1年のレンタルで獲得したことを発表した。

 英衛星放送『Sky Sports』などによれば、トッテナムは給与を含めたレンタル料金2000万ポンド(約28億円)をマドリーに支払うことで契約を締結したという。なお、背番号は9番に決まった。

 現在31歳のベイルは、2013年9月にトッテナムからマドリーに当時の史上最高額となる8500万ポンド(約120億円)で移籍。4度のチャンピオンズ・リーグ制覇などに貢献してきたが、ここ2年は故障がちでパフォーマンスが低下。ピッチ外での度重なる問題行動もあって、ジネディーヌ・ジダン監督の信頼を失い、ほぼ構想外となっていた。

 昨夏にも中国への移籍が目前となったが、マドリーの意向で破談。今夏もベイル本人が移籍に積極的ではなかったうえ、高額の年俸がネックとなり、受け入れ先が見つからない状況だったが、両クラブがサラリーを折半することで合意に至ったようだ。

 2012-13シーズン以来、8シーズンぶりにプレミアの舞台に戻ってきたベイル。勝手知った古巣でかつての輝きを取り戻せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部