世界貿易機関(WTO)の本部=6月、スイス・ジュネーブ(ロイター=共同)

 【ジュネーブ共同】世界貿易機関(WTO)の事務局長選挙の候補者受け付けが8日締め切られた。白人男性によって占められることが多かった地位だが、今回は多彩な8人の候補が並ぶ。「発展途上国の女性」という背景を持つアフリカの2人がリードしているとみられるが、途上国の意思統一や先進国からの支持取り付けは見通せず、乱戦模様だ。

 アフリカ連合は統一候補として現在WTO事務次長を務めるナイジェリア人男性のアガ氏で固まっていたはずだった。

 だがナイジェリアは突如、女性のオコンジョイウェアラ氏を擁立。元WTO高官のマムドゥ氏に加え、ケニアからも女性のモハメド氏が名乗り出た。