西武・松坂が195日ぶり実戦登板 2ラン被弾に「そりゃそうだよな、という感じ」
開幕ローテへの手応えは「まだない」
西武に14年ぶりに復帰した松坂大輔投手が25日の韓国・斗山ベアーズとの練習試合(サンマリン宮崎)に先発。中日に在籍した2019年8月14日ウエスタンリーグのソフトバンク戦以来195日ぶりの実戦マウンドで、1回3安打2失点。奪三振はなし。MAXは141キロだった。
先頭のパク・ゴンウ(右打者)は二ゴロに仕留めたが、2番ジョン・スビン(左打者)に右中間を破る三塁打を許し、3番オ・ジェイル(左打者)に初球の139キロを右翼席中段に放り込まれた。続く4番キム・ジェファン(左打者)は左飛。5番チェ・ジュハン(左打者)に中前打されたが、6番キム・ジェホ(右打者)は右飛。松坂はこの回だけで降板した。
降板後に本塁打について松坂は「あの投げミスは(公式戦では)してはいけないなと。真ん中でしたね。打たれた瞬間、行ったと思ったし、そりゃそうだよな、という感じ」と反省を口にした。
ストレートの球速については「140出ればいいというところですかね」と納得した様子。「(開幕先発ローテ入りの手応えは)まだないですね。あと何試合投げられるかわからないが、次は3(回)でも4(回)でも行けたらいい」と、次回登板への意欲を示した。(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)