韓国アイドルたちの精神状態に赤信号…うつ病、パニック障害の相次ぐ“告白”は警鐘だ

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韓国アイドルたちの精神状態に、赤信号が灯った。

最近、韓国芸能界で悲報が相次いだことで、肉体的な健康だけでなく精神的な健康まで重視されるようになった。

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特に舞台の上で情熱を見せ、活発に国内外を行き来しながら活動してきたアイドルたちが健康上の理由で活動を中断するケースが増え、懸念の声が出ている。

先立って、Weki MekiのユジョンとASTROのムンビンが健康上の理由で、活動を中断したことがある。最近カムバックしたASTROは、ムンビンのいない5人体制で活動中だ。

メンバーたちは「ムンビンの健康が最も重要だ。舞台を一緒にできず残念。早く回復して一緒に活動できる日が来たらと思う。心だけはいつもひとつ」と、愛情を表わした。

精神的な不安に陥るアイドル続出

所属事務所によると、SEVENTEENのS.COUPS(エスクプス)も「最近、心理的な不安症状を訴えてきた。現在、正確な健康状態を診断するために、多方面で精密検診を受けている。一時的に休息を持って回復に専念する」と伝えた。

さらに12月4日、元Wanna Oneカン・ダニエルまでも健康上の理由で活動中断を伝え、衝撃を与えた。新曲『TOUCHIN'』でカムバックしたカン・ダニエルは、音楽番組『THE SHOW』(SBS MTV)で1位を獲得したが、突然活動を中断した。

左からS.COUPS、カン・ダニエル、ヒョナ

カン・ダニエル側は「カン・ダニエルは“うつ病とパニック障害”により、心理療法と薬の処方を通じた治療を受けている。そんななかで最近、カムバック日程を進行して健康異常と不安症状を見せた」とし、「今後のスケジュールも正常に消化することが難しく、事実上、デジタルシングルの活動が非常に困難なのが実情だ」と明らかにした。

この間、カン・ダニエルはネット上の悪質なコメントに苦しまなければならなかった。その苦しみを吐露したこともあった。現在、家族の世話を受けながら安静にしているという。

この他にも少女時代のテヨン、歌手ヒョナなどがうつ病を告白するなど、韓国アイドルたちの健康状態に注意報が続出している。常に明るい笑顔で人前に立ってきた彼女らの告白は、大衆に大きな切なさを与えた。

アイドルたちの告白は警鐘そのもの

何よりも、自分の健康状態について告白をするまでには、数々の悩みがあったはずだ。それでも今は自ら告白することで、韓国芸能界全体にも警鐘を鳴らしている。

精神的な苦痛を訴えるアイドルたちが急増している背景には、悪質なコメントの影響があるとの見方が支配的だ。特に最近、元f(x)ソルリや元KARAク・ハラの相次ぐ死で、アイドルたちのメンタルケアが重要な課題として浮上しただけに、ネットユーザーには自制の声が高まっている。

ファンも自分たちが応援するアイドルの健康状態が最も大切だと、エールを送っている。

ク・ハラ(左)とソルリ

最近新曲を発表したシンガーソングライターのCrushも、最も重要視することとして「健康」を挙げ、「体力、メンタル的な健康の両方が重要だ。今現在、痛いところがあるわけではないが、健康を維持するために努力中」と明らかにした。もはやアイドルだけに限った問題ではないということだ。

とある芸能関係者は、「アーティストたちの場合、感受性も鋭敏で大衆の視線を直接受ける。その影響は小さくない。特にアイドルグループは若い年齢でデビューし、さらにそのような環境にさらされやすい。所属事務所も練習生の頃から精神的な問題がないようにしようと、努力の動きが見えている」と耳打ちした。

別の関係者は「若い年齢で活動を開始したことで、享受する富と名誉は多い。しかし耐えなければならないストレスが多いのも現実だ。健康問題に赤信号が灯っていると指摘する声が出てきただけに、新しい環境が作られるきっかけになってほしい」と付け加えた。