鍋振り3年なんて不要! わずか1分で美味しいチャーハンを作る「ロボシェフ」の実力

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美味しいチャーハンの決め手は「鍋振り」だ。
鍋振りをすることで、米粒ひとつひとつを油でコーティングして美味しいチャーハンができあがる。

鍋振りは「鍋振り3年」と言われるほど、技術的な修練が必要だ。

しかし、エム・アイ・ケイの「ロボシェフ RCG560S」があれば、「鍋振り3年」の修行は必要なくなるという。


■料理の材料を入れるだけで、美味しいチャーハンが完成
「ロボシェフ」は、自動中華料理機だ。
アルバイトのスタッフでも、チャーハンの材料を「ロボシェフ」に投入するだけで、美味しいチャーハンが完成する。
調理時間は、わずか1分。1人〜5人分のチャーハンを一度に作ることができる。


チャーハンの材料を「ロボシェフ」に投入すると約1分で美味しいチャーハンが完成する


「ロボシェフ」が作れる料理は、
・チャーハン
・エビチリ
・焼きそば
・酢豚
・チンジャオロース
・野菜炒め
実に多様多彩だ。
炒める料理であれば、たいていの料理を作ることができるという。


「鍋振り3年、ロボシェフ1年」の看板と「ロボシェフ」がチャーハンを作る実演



■人手不足で「ロボシェフ」の時代がやってきた
「ロボシェフ」の開発は、今から12年以上も前までさかのぼる。
・誰が作っても同じ料理を出したい
・腱鞘炎になりたくない
この2点から「ロボシェフ」の初号機が開発された。
そして6年前にフルモデルチェンジした2号機が誕生する。

チャーハンと同時にほかの作業が行えるように、2号機にはタイマーが搭載されている。
このタイマーをセットすることで、自動的に火を消せる。


タイマーをセットしておけば、厨房でほかの作業ができる


「ロボシェフ」の調理手順だが、
・ガスで中華鍋を温める
・中華鍋が平面で回転する
・らせん状のループ(棒)が回転する
・ヘラが回転する具材を受ける
これらの動作により、具材が中華鍋の中で動いて、鍋振りと同じ効果を再現するという。
エム・アイ・ケイ社は、この技術で特許も取得している。


「ロボシェフ」が、調理でガスを使用しているのは、短時間で水分を飛ばすためには、ガスのほうが電気より効率が良いからだそうだ。また電気にすると、「ロボシェフ」本体が大きくなってしまうという。

「ロボシェフ」は中華鍋をベースとしているが、炒めるという作業が入るなら、中華以外の料理にも応用することができる。たとえば、カレーのルーを焦げ付かせないように作る作業なども「ロボシェフ」は対応可能だ。

「ロボシェフ」の導入実績だが、
日本全国でチェーン展開している中華系レストランやラーメン店の中には、導入されている店があるという。我々は知らないうちに「ロボシェフ」が作った料理を食べているかもしれない。


「ロボシェフ」が作ったチャーハン


「ロボシェフ」が作ったチャーハンを実食してみた。
非常に美味しく、お店で食べるチャーハンと遜色ないと感じた。

「ロボシェフ」は重たい中華鍋を振ることなく、誰でも美味しいチャーハンが作れる画期的なロボットなのである。




ITライフハック 関口哲司