もうIEは不要! Windows 10からInternet Explorer 11をアンインストールする方法

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Windows 10には、Microsoft Edge(Edge)とInternet Explorer 11(IE11)という2つのWebブラウザが搭載されている。

実はWindows標準のWebブラウザはEdge。
なのに、なぜIEが搭載されているだろうか?

今回は、その理由とIEのアンインストールの方法を説明しよう。


●Windows 10にInternet Explorerが付いている理由
Internet Explorerといえば、長い歴史を持つマイクロソフトのWebブラウザだ。

Windows 95登場前後のインターネットの黎明期、「ブラウザ戦争」と呼ばれたNetscapeとの競争を勝ち抜き、Windows標準のWebブラウザとして、長らくシェアトップを維持し続けた。特に企業では、IEの全盛期にクライアント/サーバ型システムからWebシステムへの転換がすすんだこともあり、IEを前提としたシステムが多数開発された。

ところが、その後、Webの世界は標準化がすすんだ。
特定の企業が定めた独自仕様ではなく、世界共通の仕様を定めて、各企業はその仕様に従いましょうという考え方だ。

「Webスタンダード」とも呼ばれたこの動きに、IEは追随することができなかった。

その結果、世界の標準仕様に準拠できない多くの企業システムが残ってしまった。
企業システムは長期間にわたって利用されるため、IEはバージョンアップするたびに、つねに古いIEとの互換性を求められた。新しい機能を採用したくても、それによってIE前提のシステムが動かなくなったら大問題だからだ。

そうこうしているうちに、標準仕様で開発されたGoogleのChromeがシェアを伸ばしはじめた。ChromeにはIEのような"過去のしがらみ"がないため、最新の機能をどんどん取り込んで開発できたのだ。

そして、Windows 10になって、マイクロソフトはとうとうWindows標準ブラウザを、IEからMicrosoft Edgeに変更した。
いまではマイクロソフト自身が「IEは使わないで」と呼びかけるまでになっている。


●Internet Explorerをアンインストールしよう
少し前置きが長くなったが、Windows 10にいまだにIEが搭載されているのは、こうした経緯があるからだ。

したがって、一般ユーザーが、あえてIEを使い続ける利用はほとんどない。
さっさとアンインストールしたほうが、安全でもあるのだ。

なお、かつてはWindowsとIEが一体化されていたことがあり、パソコンのベテランユーザーの中には、
「IEはアンインストールできない」
こう思っている方もいるかもしれない。

しかしWindows 10では、IEは簡単にアンインストールできるのだ。

手順は次のとおりだ。


設定画面を表示したら[アプリ]をクリックする。



[アプリと機能]で[オプション機能]をクリックする



[Internet Explorer 11]を選択して[アンインストール]をクリックする。この後、Windowsを再起動するとIE11がアンインストールされる。


なお、アンインストールしたIE11は、いつでも再インストールもできる。
[アプリ]の画面で[オプション機能]をクリックし、[機能の追加]をクリックすると、「Internet Explorer 11」が表示されるので、選択して[インストール]をクリックするだけだ。


Internet Explorer 11はいつでも再インストールできる。


Internet Explorer の今後について


井上健語(フリーランスライター)