日本は革新を好む国なのに「なぜ漢字を廃止せず、使用し続けるのか」=中国メディア
その点、日本はこれら2カ国とは大きく異なっている。記事は、明治維新に代表されるように、日本は「革新を好む国」だと分析。西洋文化からも、科学技術や教育など先進的なものを積極的に取り入れてきたが、その一方で「中国の伝統文化を固持」し、韓国やベトナムの廃止した漢字を今でも使用している。
その理由について記事は、日本は漢字を基に平仮名とカタカナを作り、漢字と併用したため、漢字が排除しにくい環境があったと指摘。第二次大戦後には日本でも漢字廃止論が出て「最大のピンチ」に陥ったものの、1946年に1850の漢字が掲載された「当用漢字表」が公布されたことで、廃止を免れた経緯があると紹介した。
日本人は、むしろ変化を好む国民だったからこそ、中国とは形を変えて漢字文化が残ってきたのかもしれない。記事は、日本には漢字が残っているばかりか、漢字を用いた新しい単語が次から次へと作られ、中国に「逆輸入」していると伝えた。これは、明治時代に西洋の単語を訳して漢字で表現したことを指しているようだ。
日本には、ただ漢字が残っているだけでなく、毎年、その年を表す漢字を決めたり、漢字検定があったりと、今でも日本人の多くが漢字に愛着を持っている。これは、漢字発祥の中国からするとうれしいことなのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
