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お笑いタレントのビートたけしが9日、TBS系ニュース番組『新・情報7daysニュースキャスター』(毎週土曜22:00〜)に生出演。お笑いコンビ・とろサーモンの久保田かずのぶとスーパーマラドーナの武智が、『M-1グランプリ2018』(ABCテレビ・テレビ朝日系)で審査員を務めた上沼恵美子に暴言を放った騒動について言及した。

たけしはまず、「俺は絶対やんないけどね、審査員」と発言。「俺よりみんなうまいし。現役の方が全然うまいってわかっているから。時代が違うしね。自分たちの漫才ブームと今の時代と全然違うし、ネタ違うし」と語り、「お笑いやなんか、体操もみんなそうだけど、審査員が判断しちゃいけないこともあるんだよね、好みだから」との考えを示した。

続けて、「そのきっかけとしてM-1みたいなものを作ってあげないと、若手がバーンと売れないから、そういうチャンスでもあるんだけど。それにかける若い人たちもいるし」と大会の必要性も言及。「(海原)千里・万里さん(千里=上沼恵美子)なんかものすごいうまかったからね、あの当時はね。そりゃ自分の意見言いたいんだろうけど」と上沼の気持ちも理解した。

また、「俺も昔、漫才コンクール出てひどい目に遭ったことあるけど、やっぱその当時の審査員恨むよね。あの野郎つって。落とされたら」と自身の苦い経験も明かし、「自分が一番ウケていると思ってるから。すごい難しいよね」と審査される側の気持ちも語った。

さらに、「だから俺、審査員やってくれって言われていかないし、あとフジテレビの『THE MANZAI』もチャンピオン決めるのやめさせちゃったもん」と言い、「だって、審査員してるヤツが俺が見てもおもしろくなかったヤツなんだもん。お前が人のこと言えるかみたいなヤツだよ? プロ野球の実況中継で2軍の代打のヤツが『それはいけませんね』と言ったって誰も許さないでしょ。そんなようなことを平気でやるからダメなんですよ」と指摘した。